hostingEnvironment 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
更新 : 2007 年 11 月
アプリケーションのホスト環境の動作を制御する構成設定を定義します。
configuration 要素 (全般設定スキーマ)
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
hostingEnvironment 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
<hostingEnvironment idleTimeout="HH:MM:SS"
shadowCopyBinAssemblies="true|false"
shutdownTimeout="number"/>
属性と要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
idleTimeout |
省略可能な TimeSpan 型の属性です。 アクティブでないアプリケーションをアンロードするまでの時間を分単位で設定します。 既定値は無限です。 |
shadowCopyBinAssemblies |
省略可能な Boolean 型の属性です。 Bin ディレクトリにあるアプリケーションのアセンブリが、アプリケーションの ASP.NET Temporary Files ディレクトリにシャドウ コピーされるかどうかを示す Boolean 型の値を設定します。 既定値は true です。 |
shutdownTimeout |
省略可能な TimeSpan 型の属性です。 アプリケーションを適切に終了するまでの時間を分単位で設定します。 既定値は、30 です。 |
子要素
なし
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素です。 |
system.web |
構成ファイル内に含まれる ASP.NET の構成設定のルート要素を指定します。ASP.NET Web アプリケーションを設定し、アプリケーションの動作方法を制御する構成要素を格納します。 |
解説
既定の構成
次の既定の hostingEnvironment 要素は、マシン構成ファイルやルートの Web.config ファイルでは明示的に構成されませんが、.NET Framework Version 2.0 においては、アプリケーションによって返される既定の構成です。
メモ : |
---|
"Infinite" 値は、MaxValue になるようにシステムで定義されます。 |
<hostingEnvironment idleTimeout="Infinite"
shutdownTimeout="30"
shadowCopyBinAssemblies="true" />
使用例
アプリケーションのホスト環境の動作を制御する方法を次の例に示します。
<system.web>
<hostingEnvironment idleTimeout="20"
shutdownTimeout="30"/>
</system.web>
要素情報
構成セクション ハンドラ |
|
構成メンバ |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config |
必要条件 |
IIS 6.0 .NET Framework 2.0 Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
方法 : Location の設定を使用して特定のディレクトリを構成する
概念
参照
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
System.Web.Hosting.HostingEnvironment