<gcServer> 要素
更新 : 2007 年 11 月
共通言語ランタイムがサーバーのガベージ コレクションを実行するかどうかを指定します。
<configuration> 要素
<runtime> 要素
<gcServer> 要素
<gcServer
enabled="true|false"/>
属性と要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
enabled |
必須属性 ランタイムがサーバーのガベージ コレクションを実行するかどうかを指定します。 |
Enabled 属性
値 |
説明 |
---|---|
false |
サーバーのガベージ コレクションを実行しません。これは、既定の設定です。 |
true |
サーバーのガベージ コレクションを実行します。 |
子要素
なし
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルのルート要素です。 |
runtime |
アセンブリのバインディングとガベージ コレクションに関する情報が含まれています。 |
解説
ガベージ コレクションのオプションは、ワークステーションとサーバーの 2 つのみです。シングル プロセッサのコンピュータについては、既定のワークステーションのガベージ コレクションが最速のオプションです。2 プロセッサ コンピュータについては、ワークステーションとサーバーのいずれのオプションも使用できます。プロセッサが 2 つ以上のコンピュータでは、サーバーのガベージ コレクションが最速のオプションとなります。サーバーのガベージ コレクションが有効かどうかを判断するには、GCSettings.IsServerGC プロパティを使用してください。
この要素は、アプリケーション構成ファイルでのみ使用できます。
メモ : |
---|
同時実行ガベージ コレクションは、Intel Itanium アーキテクチャ (以前の IA-64) を実装する 64 ビット システム上で WOW64 x86 エミュレータを実行しているアプリケーションではサポートされません。64 ビットの Windows システムで WOW64 を使用する方法の詳細については、「Running 32-bit Applications」を参照してください。 |
使用例
サーバーのガベージ コレクションを有効にする例を次に示します。
<configuration>
<runtime>
<gcServer enabled="true"/>
</runtime>
</configuration>