追跡プロファイルオブジェクトモデルサンプルの使用

[アーティクル]
09/17/2008

このサンプルでは、追跡プロファイルオブジェクトモデルを使用して、追跡プロファイルをシリアル化、および逆シリアル化する方法を示します。

Windows Workflow Foundation の追跡プロファイルオブジェクトモデルを使用すると、追跡プロファイルの作成、追跡プロファイルの XML フォームへのシリアル化、および XML 追跡プロファイルの追跡プロファイルオブジェクトへの逆シリアル化が可能です。

追跡プロファイルは、WorkflowTrackPoints、ActivityTrackPoints、および UserTrackPoints のコレクションです。追跡ポイントは、ランタイム情報を収集するワークフロー内の特定の位置を決定します。抽出するワークフローイベントを決定するには、WorkflowTrackPoints を使用します。抽出する ExecutionStatus イベントを決定するには、ActivityTrackPoints を使用します。これは、他のアクティビティプロパティも決定します。抽出するユーザーイベントを決定するには、UserTrackPoints を使用します。

追跡プロファイルを使用すると、照合する位置を指定できるだけでなく、関連するイベントや抽出データを取得するか除外するかについても指定できます。位置は、特定のアクティビティの型、または修飾名によって特定されます。

このサンプルでは次の処理を行います。

WorkflowDataTrackingExtract を使用してプロファイルを作成し、さまざまな追跡ポイントに注釈を付けます。WorkflowDataTrackingExtract クラスは、アクティビティ名やワークフローに定義されているフィールド名などのアクティビティのプロパティを抽出します。
TrackingWorkflowEvent 列挙データ型を使用して、すべてのワークフローイベントを照合するプロファイルを作成します。
UserTrackPoints プロパティを使用して、プロファイルを作成します。
TrackingProfile を XML にシリアル化し、TrackingProfileSerializer クラスを使用して、TrackingProfile の XML 表現をオブジェクトに逆シリアル化します。

サンプルをビルドするには

[サンプルのダウンロード] をクリックしてサンプルをダウンロードします。

これにより、サンプルプロジェクトがローカルのハードディスクに抽出されます。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Windows SDK] をポイントし、[CMD シェル] をクリックします****。
サンプルのソースディレクトリに移動します。
コマンドプロンプトで、「MSBUILD <ソリューションファイル名>」と入力します****。

サンプルを実行するには

[SDK コマンドプロンプト] ウィンドウで、TrackingProfiileObjectModel\bin\debug フォルダ (このサンプルの VB のバージョンでは、TrackingProfileObjectModel\bin フォルダ) にある .exe ファイルを実行します (このサンプルでは、メインフォルダの下にあります)。

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その他の技術情報

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