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AssociationSetMapping 要素 (MSL)

マッピング仕様言語 (MSL) の AssociationSetMapping 要素は、概念モデルのアソシエーションと基になるデータベースのテーブル列の間のマッピングを定義します。

概念モデルのアソシエーションとは、プロパティが基になるデータベースの主キー列および外部キー列を表す型のことです。 AssociationSetMapping 要素は、2 つの EndProperty 要素を使用して、アソシエーション型プロパティとデータベース内の列の間のマッピングを定義します。 Condition 要素を使用して、これらのマッピングに条件を指定できます。 ModificationFunctionMapping 要素を使用して、アソシエーションの挿入関数、更新関数、および削除関数をデータベース内のストアド プロシージャにマップします。 QueryView 要素の Entity SQL 文字列を使用して、アソシエーションとテーブル列の間の読み取り専用のマッピングを定義します。

Bb399535.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
概念モデルのアソシエーションに参照制約が定義されている場合は、AssociationSetMapping 要素を使用してアソシエーションをマップする必要はありません。参照制約のあるアソシエーションに AssociationSetMapping 要素が存在する場合は、AssociationSetMapping 要素内で定義されたマッピングは無視されます。詳細については、「ReferentialConstraint 要素 (CSDL)」を参照してください。

AssociationSetMapping 要素には、次の子要素を含めることができます。

適用可能な属性

The following table describes the attributes that can be applied to the AssociationSetMapping element.

属性名 必須 Value

Name

有効

マップされる概念モデルのアソシエーション セットの名前です。

TypeName

いいえ

マッピングされている概念モデルのアソシエーション型の名前空間修飾名です。

StoreEntitySet

いいえ

マップされるテーブルの名前です。

次の例は、概念モデルの FK_Course_Department アソシエーション セットがデータベース内の Course テーブルにマップされた AssociationSetMapping 要素を示しています。 アソシエーション型のプロパティとテーブルの列の間のマッピングは、子の EndProperty 要素で指定されます。

<AssociationSetMapping Name="FK_Course_Department" 
                       TypeName="SchoolModel.FK_Course_Department" 
                       StoreEntitySet="Course">
  <EndProperty Name="Department">
    <ScalarProperty Name="DepartmentID" ColumnName="DepartmentID" />
  </EndProperty>
  <EndProperty Name="Course">
    <ScalarProperty Name="CourseID" ColumnName="CourseID" />
  </EndProperty>
</AssociationSetMapping>

参照

概念

CSDL 仕様
SSDL 仕様
Association 要素 (CSDL)
AssociationSet 要素 (CSDL)
Association 要素 (SSDL)
AssociationSet 要素 (SSDL)
EntitySet 要素 (SSDL)

その他のリソース

モデリングとマッピング (Entity Framework)