ICLRMetaHostPolicy インターフェイス
GetRequestedRuntime メソッドを提供します。このメソッドは、ポリシー条件、マネージ アセンブリ、バージョン、および構成ファイルに基づいて、共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) インターフェイスへのポインターを返します。
メソッド
メソッド |
説明 |
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ポリシー条件、マネージ アセンブリ、バージョン、および構成ファイルに基づいて、推奨される CLR インターフェイスを提供します。 |
解説
次のコードに示すように、CLRCreateInstance 関数を呼び出して、このインターフェイスへの参照を取得できます。
ICLRMetaHostPolicy *pMetaHostPolicy = NULL;
HRESULT hr = CLRCreateInstance(CLSID_CLRMetaHostPolicy,
IID_CLRMetaHostPolicy, (LPVOID*)&pMetaHostPolicy);
メモ |
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このインターフェイスは、実際に CLR を読み込んだり、アクティブ化したりするのではなく、インストールされているか読み込まれている使用可能なバージョンに基づいて、単に推奨の CLR バージョンを返します。 |
.NET Framework Version 4 のホスト API は、特定のニーズを持つホストが、意図しない性能低下を起こさずに基本機能を使用することができるよう、ポリシーを統合します。 たとえば、MSCorEE.dll エクスポートの多くは、メソッドが論理的に必要としない場合でも、特定の CLR にバインドします。 METAHOST_POLICY_FLAGS 列挙体は、大半のホストに共通するバインド ポリシーを提供します。
要件
プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー: MetaHost.h
ライブラリ: MSCorEE.dll にリソースとして格納されていること
.NET Framework のバージョン: 4