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方法: タイプ ライブラリへの参照を追加する

Visual Studio は、タイプ ライブラリへの参照を追加するときに、メタデータを格納した相互運用機能アセンブリを生成します。 プライマリ相互運用機能アセンブリが利用できる場合、Visual Studio では新しい相互運用機能アセンブリを生成する前に、既存のアセンブリが使用されます。

Visual Studio でタイプ ライブラリへの参照を追加するには

  1. Windows の Setup.exe ファイルで COM DLL ファイルまたは EXE ファイルがインストールされない場合は、このファイルをコンピューターにインストールします。

  2. [プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします。

  3. [COM] タブをクリックします。

  4. [使用できる参照] ボックスの一覧から目的のタイプ ライブラリを選択するか、または [参照] をクリックして .tlb ファイルを探します。

  5. [OK] をクリックします。

  6. 新しく追加した参照を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  7. プロパティ ウィンドウで、"相互運用機能型の埋め込み" プロパティが True に設定されていることを確認します。 これにより、Visual Studio が実行可能ファイルに COM 型の型情報を埋め込むようになり、アプリケーションでプライマリ相互運用機能アセンブリを配置する必要がなくなります。

コマンド ライン コンパイル用のタイプ ライブラリへの参照を追加するには

  1. 相互運用機能アセンブリを生成します (「方法: 相互運用機能アセンブリをタイプ ライブラリから生成する」を参照)。

  2. /link (C# コンパイラ オプション) または /link (Visual Basic) コンパイラ オプションを使用して相互運用機能アセンブリの名前を指定し、実行可能ファイルに COM 型の型情報を埋め込みます。

参照

処理手順

チュートリアル: マネージ アセンブリからの型の埋め込み (C# および Visual Basic)

参照

/link (C# コンパイラ オプション)

/link (Visual Basic)

概念

タイプ ライブラリのアセンブリとしてのインポート

.NET Framework への COM コンポーネントの公開

その他の技術情報

チュートリアル: Microsoft Office アセンブリからの型情報の埋め込み (C# および Visual Basic)