authentication の passport 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
ページで認証が要求される場合に、Microsoft パスポート認証を使用せずにサインインしたユーザーをリダイレクトする先のページを指定します。
<passport
redirectUrl="redirectURL"
/>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
redirectUrl |
必須の属性です。 要求をリダイレクトする先の URL。 通常これは Passport ログイン ページへの URL です。 既定値は、"internal" です。 |
子要素
なし。
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素です。 |
system.web |
構成ファイル内に含まれる ASP.NET の構成設定のルート要素を指定します。 ASP.NET Web アプリケーションを設定し、アプリケーションの動作方法を制御する構成要素を格納します。 |
authentication |
ASP.NET アプリケーションを参照するユーザーの識別に使用する、ASP.NET 認証スキーマを構成します。 |
解説
passport 要素は、ページで認証が要求される場合に、Microsoft Passport 認証を使用せずにサインインしたユーザーをリダイレクトする先のページを指定します。 この要素は、authentication 要素の mode 属性に Passport を設定している場合だけ有効です。 詳細については、「Passport 認証プロバイダ」を参照してください。
既定の構成
次の既定の authentication 要素は、マシン構成ファイルやルートの Web .config ファイルでは明示的に構成されませんが、アプリケーションによって返される既定の構成です。
<passport redirectUrl="internal" />
使用例
要求をリダイレクトする先のログオン ページを指定する例を次に示します。
<configuration>
<system.web>
<authentication>
<passport redirectUrl="Login.aspx"/>
</authentication>
</system.web>
</configuration>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config |
要件 |
IIS 5.0、IIS 5.1、または IIS 6.0 .NET Framework 1.0、1.1、または 2.0 Visual Studio 2003 または Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
方法 : Location の設定を使用して特定のディレクトリを構成する
参照
authentication 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
authentication の forms 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
authentication の passport 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)