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CorFlags.exe (CorFlags 変換ツール)

更新 : 2011 年 4 月

CorFlags 変換ツールを使用して、ポータブル実行可能 (PE) ファイル イメージのヘッダー内の CorFlags セクションを設定できます。

このツールは Visual Studio および Windows SDK と一緒に自動的にインストールされます。 このツールを実行するには、Visual Studio コマンド プロンプトまたは Windows SDK コマンド プロンプト (CMD シェル) を使用することをお勧めします。 これらのユーティリティを使用すると、インストール フォルダーに移動することなくツールを簡単に実行できます。 詳細については、「Visual Studio と Windows SDK のコマンド プロンプト」を参照してください。

  • コンピューターに Visual Studio がインストールされている場合は、タスク バーの [Start] ボタンをクリックし、[All Programs]、[Visual Studio]、[Visual Studio Tools]、[Visual Studio Command Prompt] の順にクリックします。

    または

    コンピューターに Windows SDK がインストールされている場合は、タスク バーの [Start] ボタンをクリックし、[All Programs]、Windows SDK のフォルダー、[Command Prompt] (または [CMD Shell]) の順にクリックします。

  • コマンド プロンプトに次のように入力します。

CorFlags.exe assembly [options]

パラメーター

引数

説明

assembly

CorFlags を設定するアセンブリの名前。

オプション

説明

/32BIT+

32BIT フラグを設定します。

/32BIT-

32BIT フラグをクリアします。

/?

このツールのコマンド構文とオプションを表示します。

/Force

厳密な名前が付けられているアセンブリであっても、強制的に更新します。

重要 :重要
厳密な名前が付けられているアセンブリを更新する場合は、そのコードを実行する前に再署名する必要があります。

/help

このツールのコマンド構文とオプションを表示します。

/ILONLY+

ILONLY フラグを設定します。

/ILONLY-

ILONLY フラグをクリアします。

/nologo

Microsoft 著作権情報を表示しません。

/RevertCLRHeader

CLR ヘッダー バージョンを 2.0 に戻します。

/UpgradeCLRHeader

CLR ヘッダー バージョンを 2.5 にアップグレードします。

メモメモ
アセンブリをネイティブに実行するには、CLR ヘッダー バージョン 2.5 以降が必要です。

解説

オプションが何も指定されていない場合、CorFlags 変換ツールは指定されているアセンブリのフラグを表示します。

参照

参照

Visual Studio と Windows SDK のコマンド プロンプト

概念

64 ビット アプリケーション

その他の技術情報

.NET Framework ツール

履歴の変更

日付

履歴

理由

2011 年 4 月

Visual Studio と Windows SDK のコマンド プロンプトの使用に関する情報を追加。

情報の拡充