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StrongNameTokenFromAssemblyEx 関数

更新 : 2010 年 7 月

指定したアセンブリ ファイルから厳密な名前のトークンを作成し、そのトークンが表している公開キーを返します。

この関数は、.NET Framework Version 4 では推奨されていません。 代わりに、ICLRStrongName::StrongNameTokenFromAssemblyEx メソッドを使用してください。

BOOLEAN StrongNameTokenFromAssemblyEx (
    [in]  LPCWSTR   wszFilePath,
    [out] BYTE      **ppbStrongNameToken,
    [out] ULONG     *pcbStrongNameToken,
    [out] BYTE      **ppbPublicKeyBlob,
    [out] ULONG     *pcbPublicKeyBlob
);

パラメーター

  • wszFilePath
    [入力] アセンブリの移植可能な実行可能 (PE: Portable Executable) ファイルへのパス。

  • ppbStrongNameToken
    [出力] 返される厳密な名前のトークン。

  • pcbStrongNameToken
    [出力] 厳密な名前のトークンのサイズ (バイト単位)。

  • ppbPublicKeyBlob
    [出力] 返された公開キー。

  • pcbPublicKeyBlob
    [出力] 公開キーのサイズ (バイト単位)。

戻り値

正常終了した場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

解説

厳密な名前のトークンは、公開キーの短縮形式です。 トークンは、アセンブリの署名に使用された公開キーから作成される 64 ビットのハッシュです。 トークンはアセンブリの厳密な名前の一部であり、アセンブリのメタデータから読み取ることができます。

キーを取得してトークンを作成した後で、割り当てたメモリを解放するために StrongNameFreeBuffer 関数を呼び出す必要があります。

StrongNameTokenFromAssemblyEx 関数が正常に終了しなかった場合は、StrongNameErrorInfo 関数を呼び出して、最後に生成されたエラーを取得します。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : StrongName.h

ライブラリ: mscoree.dll にリソースとして格納されていること

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICLRStrongName インターフェイス

その他の技術情報

ICLRStrongName::StrongNameTokenFromAssemblyEx メソッド

ICLRStrongName::StrongNameTokenFromAssembly メソッド

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 7 月

推奨される代替の関数へのリンクを追加。

情報の拡充