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[アーティクル]
09/22/2017

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

Microsoft Dynamics 365 (オンラインおよび設置型) では、必要な結果を得るための多数のオプションが用意されています。しかし、どのように使い始めたらよいでしょうか。このトピックでは、いくつかの特定の重要なタスクと、実行方法についての情報を説明します。より詳しいレベルのガイドは、必要な詳細情報を得られる場所を示した案内を参照してください。

このトピックの内容

環境を試用する

トレーニングを探す

テーブルおよびカスタムフィールドの作成

ビジネスプロセスの自動化

フォームのスクリプトの記述

Microsoft Dynamics 365 のデータを使用するモバイルアプリケーションの作成

Microsoft Dynamics 365 のデータを使用する Windows クライアントアプリケーションの作成

コールセンターのアプリケーションの構築

環境を試用する

自習用の環境を入手するだけの場合、Microsoft Dynamics 365 で 30日の無料試用版を申し込むのが最も簡単な方法です。

それより長期の使用、または設置型バージョンの使用が必要な用途の場合、Microsoft Dynamics CRM Server 2016 の設置型バージョンをダウンロードすることができます。セットアップ時に、製品版のキーを指定するか、ダウンロードページに表示されている 90 日間無料試用できるプロダクトキーを入力できます。

MSDN サブスクリプションをお持ちの場合、Dynamics 365 (設置型) サーバーソフトウェアをダウンロードし、任意の回数インストールできる静的なライセンスキーにアクセスできます。

トレーニングを探す

「Microsoft Dynamics 365 開発の理解に役立つチュートリアルとリソース」のトピックでは、Microsoft Dynamics 365 SDK に含まれるいくつかの「クイックスタート」のサンプルについての情報や、Microsoft Dynamics 365 を使用したプログラミングの学習に役立つそのほかのリソースへのリンクが見つかります。

テーブルおよびカスタムフィールドの作成

Microsoft Dynamics 365 では、データベーステーブルを含むエンティティを作成できます。アプリケーションのフィールドに対応しているこれらのエンティティには、属性を作成します。これらのエンティティおよび属性は、プラットフォームのメタデータのコア部分です。これを実行するためにコードを記述する必要はありません。エンティティや属性を作成する方法の詳細を確認するには、「TechNet: メタデータの作成および編集」を参照してください。プログラムを使ってエンティティおよび属性を作成する必要がある場合、「Microsoft Dynamics 365 のメタデータモデルおよびデータモデル」を参照してください。また、合わせて「Microsoft Dynamics 365 のエンティティの概要」も参照ください。

ビジネスプロセスの自動化

Microsoft Dynamics 365 アプリケーションは、業務プロセスの自動化により効率性を高めるものです。これを実現するためのさまざまな方法を理解すると、求められる要件に最適な選択肢を選ぶのに役立ちます。次の選択肢が利用できます。

プロセス
コードを書かなくても、アプリケーションで構成できる種類のプロセスがいくつかあります。詳細:TechNet: プロセスの作成および編集

プログラムによるプロセスの作成や、プロセスの処理の拡張をする必要がある場合、そうしたプロセスを開発者はワークフローと呼びます。これは、開発者が使用するエンティティが Workflow エンティティであるためです。また、ワークフローは Windows Workflow Foundation プログラミングモデルに基づいています。ワークフローで処理できる内容の詳細情報については、「Dynamics 365 プロセスを使用したビジネスプロセスの自動化」を参照してください。
Business rules
クライアントまたはサーバー上のビジネスロジックを一貫して評価する、コードの記述を必要としない宣言による簡単な方法をお探しの場合、業務ルールを検討します。クライアント側のロジックの評価は、サーバー側がサーバー上で一貫性のあるロジックの評価を提供している間に、レコードフォームを開いて更新するときに実行されるので、より即時に実行されます。詳細:TechNet: 業務ルールの作成および編集

業務ルールの重要な点は、評価がクライアント側で行われるため、応答性の非常に高いエクスペリエンスが提供されることです。ただし、ビジネスルールには制限があります。業務ルールで必要な処理を実現できない場合、フォームのイベントに応答する JavaScript を書く必要があります。詳細:フォームのスクリプトの記述
プラグイン
プラグインは、Microsoft Dynamics 365 に統合するカスタムビジネスロジックで、プラットフォームの標準動作を変更または拡張できます。プラグインは、プラットフォームによって起動される特定のイベントに応答して実行するように登録されたイベントハンドラーです。プラットフォーム操作を通じて渡されるデータを検証および変換して、追加の操作を開始する方法を提供します。プラグインは、最も深いレベルで実行される、Microsoft Dynamics 365 アプリケーション、カスタムクライアント、データ移行、ほかのシステムとの統合など発生元にかかわらず業務プロセスを自動化するための最も堅牢な手段です。詳細:ビジネスプロセスを拡張するためのプラグインを記述する

フォームのスクリプトの記述

フォームスクリプトは、業務プロセスを自動化する方法を提供し、フォームに入力された値の検証、フォームを使用するユーザーエクスペリエンスの向上を行います。フォームスクリプトは JavaScript で記述し、Microsoft Dynamics 365 に Web リソースとして追加します。アプリケーションに Web リソースを作成する方法の詳細については、「TechNet: Web リソースの作成および編集」を参照してください。詳細については、「Microsoft Dynamics 365 の Web リソース」を参照してください。

フォームスクリプトは、フォームのイベントに応答します。フォームエディターを使用すると、アプリケーションの多数のフォームイベントのイベントハンドラーを構成できます。その実行方法については、「TechNet: フォームエディターを使用する: イベントハンドラーの構成」を参照してください。開発者向けのフォームスクリプトの詳細情報は、「Microsoft Dynamics 365 フォームのコードを記述する」を参照してください。フォーム作成に使用するイベントおよびオブジェクトモデルの詳細については、「クライアント側のプログラミングリファレンス」を参照してください。

Microsoft Dynamics 365 のデータを使用するモバイルアプリケーションの作成

モバイルアプリやモダンアプリを作成するには、モバイルSDKを使用したモバイルアプリケーションの開発に関する導入のための情報や、追加のコンテンツへのリンクが含まれています。

Microsoft Dynamics 365 のデータを使用する Windows クライアントアプリケーションの作成

XRM ツールは、Microsoft Dynamics 365 SDK アセンブリ API (組織サービスと探索サービス) の上に構築された一連の API で、Dynamics 365 用 Windows クライアントアプリケーションを作成するためのサポートを提供します。詳細:XRM ツールを使用して Windows のクライアントアプリケーションを作成する

コールセンターのアプリケーションの構築

Unified Service Desk for Microsoft Dynamics 365は、顧客サービス担当者が Microsoft Dynamics 365 内に保存された顧客データを総合的に表示できるように、コールセンター向けアプリケーションをすばやく作成するための構成可能なフレームワークを提供します。Dynamics 365 のさまざまな領域からの顧客情報を統合デスクトップでまとめて管理でき、顧客とのやり取りを全体的に把握できます。これにより、カスタマーサービス担当者は重要なビジネス情報にすばやくアクセスできるため、顧客とのやり取りや、クエリや問題への対応を迅速に行えます。詳細:TechNet: Unified Service Desk 2.0 管理ガイドおよび Unified Service Desk 2.0 開発者ガイド

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関連項目

その他のリソース

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Microsoft Dynamics 365 のデータを使用する Windows クライアント アプリケーションの作成

コール センターのアプリケーションの構築

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