Active Directory コネクタをインストールする方法
Active Directory コネクタ (ADC) は、Exchange 5.5 ディレクトリを Active Directory に接続するために使用します。
開始する前に
- Exchange 2003 バージョンの ADC をインストールするには、Exchange 5.5 SP3 を実行している各 Exchange サイトに少なくとも 1 つのサーバーが存在している必要があります。
- ADC のインストールに使用するアカウントは、Enterprise Admins、Schema Admins、および Domain Admins グループのメンバである必要があります。また、アカウントはローカルのコンピュータ上でローカル コンピュータの管理者である必要があります。
手順
Active Directory コネクタをインストールするには、次の操作を行います。
CD-ROM ドライブに Exchange CD-ROM を挿入します。Windows ドメインの任意のコンピュータに ADC をインストールできます。
[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、「E:\adc\i386\setup」と入力します。E は CD-ROM ドライブを示します。
[Active Directory コネクタ インストール ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[コンポーネントの選択] ページで、[Microsoft Active Directory Connector サービス コンポーネント] および [Microsoft Active Directory Connector 管理コンポーネント] を選択し、[次へ] をクリックします。
[インストール先] ページで、フォルダの場所を確認し、[次へ] をクリックします。
[サービス アカウント] ページの [アカウント名] ボックスで、ADC サービスの実行に使用されるユーザーまたはグループを指定し、[次へ] をクリックします。
重要 :
選択したサービス アカウントまたはグループには、ローカル管理者および組み込みのドメイン管理者アクセス許可が必要です。ADC サービス アカウントとして指定したアカウントまたはグループは、Exchange 組織を完全に制御できるようになります。したがって、指定するアカウントまたはグループがセキュリティで保護されていることを確認する必要があります。 [Active Directory コネクタ インストール ウィザードの完了] ページで、[完了] をクリックします。
詳細情報
ADC ツールの実行方法の詳細については、「Active Directory コネクタ (ADC) ツールを実行する方法」を参照してください。