Exchange 2003 組織から Exchange 5.5 Server を削除する方法
Exchange 5.5 サーバーから Exchange 2003 サーバーにメールボックスとパブリック フォルダのデータをすべて移動したら、組織から Exchange 5.5 サーバーを削除できます。
開始する前に
- サイトに最初にインストールした Exchange サーバーにはサイト フォルダが含まれます。サイト フォルダは、オフライン アドレス帳 (OAB) フォルダ、Schedule+ Free Busy 情報フォルダ、および組織フォーム フォルダから構成されます (それぞれのフォルダが存在する場合)。サーバーを削除する前に、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 152959「[XADM] サイトに最初にインストールされた Exchange サーバーを削除する方法」を参照してください。
- 最後の Exchange 5.5 サーバーを削除する場合は、Exchange Server 2003 メッセージング システムの計画についてのページにある、Exchange 2003 組織から最後の Exchange 5.5 サーバー を削除する方法に関する記述を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
- サーバー上にメール コネクタが存在しないことを確認します。存在する場合は、サイト内の別のサーバー上でコネクタを開き、メールの流れを確認します。次に、削除する予定のサーバー上でコネクタを削除します。メッセージの流れを再テストします。Exchange 5.5 コネクタの削除の詳細については、Exchange 5.5 ヘルプを参照してください。
- ログオンするアカウントに、Exchange 管理者 (完全) アクセス許可と、サイトに対する Exchange 5.5 サービス アカウントの Administrator アクセス許可が与えられていることを確認してください。
手順
Exchange 2003 組織から Exchange 5.5 を削除するには、次の操作を行います。
Exchange Server 5.5 の CD-ROM から、Setup.exe を実行します。
[Microsoft Exchange Server セットアップ プログラムへようこそ] ページで、[追加/削除] をクリックします。
[Microsoft Exchange Server] チェック ボックスをオフにし、[続行] をクリックします。
Exchange 5.5 管理ツールを使用して、同一サイト内の別のサーバーに接続します。ログオンには、Exchange サービス アカウントまたは同等のアクセス許可を持つアカウントを使用してください。この手順を実行するには、管理コンソールを Exchange 5.5 CD-ROM から再インストールする必要がある場合があります。Exchange 5.5 はインストールせずに、管理コンソールのみをインストールしてください。
削除するサーバーを選択します。[編集] メニューの [削除] をクリックします。
ディレクトリ レプリケーションが完了して、Active Directory コネクタ (ADC) のクリーンアップが行われたことを確認します。Exchange Server 2003 メッセージング システムの計画についてのページにある、ディレクトリ レプリケーションおよび ADC クリーンアップの確認方法に関する記述を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
詳細情報
詳細については、Exchange Server 2003 メッセージ システムの計画についてのページにある、Exchange 5.5 から Exchange 2003 への移行計画に関する記述を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。