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メールボックスあたりの IOPS を測定する方法

 

サーバーでサポートできるユーザー数を計算するには、まず現在の使用プロファイルを測定する必要があります。使用プロファイルは、次の 2 つの主要な数値を使用して計算できます。

  • Megacycles/mailbox   メールボックスごとの、1 秒あたりのメガサイクルです。メールボックスごとに必要な未加工のプロセッサ使用率で、運用中のサーバーにおけるピーク時の 2 時間に測定します。メールボックスあたりのメガサイクルを計算する詳細な手順については、「メールボックスあたりのメガサイクルを計算する方法」を参照してください。
  • IOPS/mailbox   1 メールボックス、1 秒あたりの入出力です。ユーザーごとに必要な未加工の データベース (DB) ディスク使用率 (1 秒あたりの入出力) で、運用サーバー上でピークの 2 時間に測定されます。この数値には、トランザクション ログの入出力 (I/O) 操作は含まれません。

開始する前に

このトピックの手順を実行する前に、以下の点を考慮してください。

企業内のユーザーがさまざまな使用要件を持つ場合、異なるユーザーのグループごとに個別に使用プロファイルを測定する必要がある場合があります。たとえば、セールス エンジニアは、各地域のマーケティング グループとは異なる使用プロファイルを持つ場合があります。個別の測定は、ユーザーのグループが大幅に異なる場合のみ役立ちます。

手順

IOPS/mailbox を測定するには、次の操作を行います。

  1. 一般的なユーザー負荷のかかる運用サーバーを選択します。

  2. システム モニタ ツールを使用して、Physical Disk\Disk Transfers/sec カウンタを、サーバーの動作がピークとなる 2 時間監視します。

  3. 次の式に示すとおりに、現在の IOPS/mailbox を計算します。

    IOPS/mailbox = (平均ディスク転送/秒) ÷ (メールボックス数)