Outlook Web App Light > お使いになる前に
インターネットに接続されている任意のコンピューター上から Web ブラウザーを使ってメールボックスにアクセスすることができます。電子メール メッセージの送受信、連絡先の整理、予定のスケジュールを実行できます。
権限のないアクセスからメールボックスを保護するため、非アクティブな状態が一定期間続くと、Outlook Web App からメールボックスへの接続は自動的に閉じられます。この処置は、公共のコンピューターやインターネット キオスクからメールボックスにアクセスする場合に特に重要です。接続が閉じられた後、引き続き自分のメールボックスを使用する場合は、ブラウザーを更新して再びサインインします。
サポートされるブラウザーとオペレーティング システム
メールボックスには、HTML 3.2 および ECMA をサポートするブラウザーからアクセスできます。これには、Internet Explorer、Mozilla Firefox、Safari など、UNIX、Apple Macintosh、および Windows ベースのコンピューターの各種 Web ブラウザーが含まれます。
メッセージの操作
Outlook Web App では、Web ブラウザーを備えた、インターネットに接続されている任意のコンピューターからメールボックスにアクセスできます。電子メール メッセージの送受信に加え、添付ファイルの追加、メッセージが読み取られたか配信されたときの開封確認の要求、メッセージへの分類の追加などの方法で、メッセージをカスタマイズすることができます。
ファイル システムを使用して書類を整理するのと同様に、フォルダーを使用してメッセージを整理することができます。受信したメッセージは、異なるフォルダーにメッセージを分類するルールを使用して管理できます。
詳細については、「Outlook Web App Light > メール」を参照してください。
予定表の使用
メールボックスの予定表は、壁に貼る紙のカレンダーと同様のものですが、特別な機能が多数備わっています。予定表に予定を追加するときには、添付ファイルを追加する、必要なだけ多くの詳細情報を書き込む、アラームを設定する、定期的に自動で予定表に追加されるように定期的な予定にするなど、多くの方法で予定表をカスタマイズできます。
予定表を使用すると、予定を作成することに加えて、会議を設定することができます。会議は、他の人に出席依頼を送信すること以外は予定とよく似ています。会議に招待される各個人は、会議の詳細が記載された電子メールを受信します。受信した人は、使用している電子メール サービスによっては、受信した電子メール メッセージを利用して自分の予定表に会議を追加できる場合があります。
詳細については、「Outlook Web App Light > 予定表」を参照してください。
連絡先
メールボックスの連絡先フォルダーは、個人用連絡先とグループが格納される場所です。これは、情報を格納する個人やグループごとにエントリがある名刺ホルダーやアドレス帳に似ています。連絡先は、通信を行う対象の個人または企業に関する情報を格納するために使用できます。
グループを使用すると、複数の連絡先に対し、1 回の入力でメッセージを送信できます。Light バージョンの Outlook Web App でグループを作成したり編集したりすることはできませんが、通常の Outlook Web App または Outlook を使用して作成したグループを使用することはできます。
詳細については、「Outlook Web App Light > 連絡先」を参照してください。
メールボックスのカスタマイズ
Outlook Web App はサインインするとすぐに使用できます。Outlook Web App を使用して電子メール メッセージの送受信を開始するために、設定の変更やオン/オフの切り替えは必要ありません。ただし、個人の好みに合わせていくつかの設定を変更することはできます。
たとえば、送信するメッセージに署名を追加したり、自分が不在であることを知らせる特殊なメッセージをセットアップしたりできるほか、メッセージの既定のフォントを選択することもできます。
詳細については、「Outlook Web App Light > オプション」を参照してください。
ヘルプについて
作業中のウィンドウでヘルプを表示するには、ツール バーの [ヘルプ] をクリックします。その他の機能や、それらの機能を実行する手順については、[ヘルプ] ウィンドウの目次を参照してください。
ヘルプで説明されている機能には、サービスによっては利用できないものや、組織の管理者が機能をオフにしている場合は利用できないものがあります。
サインアウト
メールボックスの使用を終えたら、必ずツール バーの [サインアウト] をクリックしてからブラウザーのウィンドウをすべて閉じてください。サインアウトは、他のユーザーがコンピューターを使用してメールボックスにアクセスできないようにするために役立ちます。他の Web サイトにアクセスするために引き続きコンピューターを使用する予定がある場合でも、メールボックスの使用後は、その都度、[サインアウト] をクリックしてブラウザー ウィンドウをすべて閉じてください。
言語
Outlook Web App は、45 を超える言語をサポートしています。
Internet Explorer で、[表示] メニューの [インターネット オプション] をクリックし、[言語] をクリックします。
使用可能な言語の一覧に言語を追加するには、[言語の優先順位] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。特定の言語のサポート状況が定かでない場合は、ヘルプ デスクにお問い合わせください。
一覧の一番上に言語を移動するには、言語を選択し、[上へ] をクリックします。
一般的なエラー メッセージ
Outlook Web App では、HTTP を使用して Web ブラウザーに Exchange メールボックス情報を表示します。次の表は、発生する可能性のある一般的な HTTP エラー メッセージの一覧です。
エラー | 説明 |
---|---|
400 要求が正しくありません |
たとえば、メッセージの表示やフォルダーを開くなどの、ブラウザーからの要求が正しくありません。このエラーは、メールボックス サーバーとの接続が中断されたときに発生する可能性があります。要求を再試行してください。 |
401 権限がありません |
目的のアイテムまたはフォルダーにアクセスするためのアクセス許可がありません。アイテムまたはフォルダーの所有者または管理者に、必要なアクセス許可をアカウントに割り当ててもらう必要があります。パスワードを誤って入力した場合もこのエラー メッセージが表示されることがあります。このエラーの詳細については、テクニカル サポートにお問い合わせください。 |
403 アクセスは許可されていません |
この操作の実行は許可されていません。この操作を実行する必要がある場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。 |
404 Web サイトまたはファイルが見つかりません |
アクセスを試みたアイテムまたはフォルダーが、移動または削除されています。作業の開始 > ツール バーの [新しいアイテムの確認] をクリックして、ブラウザーを更新します。このメッセージは、表示に必要な適切なアクセス許可を持たないフォルダーにアクセスしようとした場合にも、表示されることがあります。 |
500 サーバー エラー |
メールボックス サーバーのインターネット インフォメーション サービス (IIS) に障害が発生しています。直ちにヘルプ デスクに連絡してください。 |
500 内部サーバー エラー |
メールボックス サーバーが要求を処理できませんでした。一部のサーバーの構成が原因の可能性があります。ヘルプ デスクにお問い合わせください。 |
502 無効なゲートウェイです |
サーバー間またはパブリック フォルダーとメールボックス フォルダー間のアイテムのコピーは許可されていません。 |
503 サービスを使用できません |
Outlook Web App のコンポーネントが、接続先のサーバーで実行されていません。ヘルプ デスクに、最新の Web アドレスを問い合わせてください。 |
関連情報