isdigit、iswdigit、_isdigit_l、_iswdigit_l
整数が 10 進数字の文字を表すかどうかを判断します。
int isdigit(
int c
);
int iswdigit(
wint_t c
);
int _isdigit_l(
int c,
_locale_t locale
);
int _iswdigit_l(
wint_t c,
_locale_t locale
);
パラメーター
c
テストする整数。locale
使用するロケール。
戻り値
これらのルーチンでは、c が 10 進数字の特殊表現の場合は 0 以外の値を返します。 isdigit は c が 10 進数字 (0 ~ 9) の場合に 0 以外の値を返します。 iswdigit は c が 10 進数字に対応するワイド文字の場合に 0 以外の値を返します。 これらの各ルーチンは、c がテスト条件を満たしていない場合は 0 を返します。
これらの関数のうち _l サフィックスが付いているバージョンは、ロケールに依存する動作に現在のロケールではなく渡されたロケールを使用します。 詳細については、「ロケール」を参照してください。
isdigit と _isdigit_l の動作は、c が EOF ではなく、かつ、0 ~ 0xFF の範囲でない場合は未定義です。 CRT デバッグ ライブラリを使用し、c がこれらの値のうちのいずれかの値でない場合は、アサーションが発生します。
汎用テキスト ルーチンのマップ
TCHAR.H のルーチン |
_UNICODE & _MBCS が未定義の場合 |
_MBCS が定義されている場合 |
_UNICODE が定義されている場合 |
---|---|---|---|
_istdigit |
isdigit |
iswdigit |
|
_istdigit_l |
_isdigit_l |
_iswdigit_l |
必要条件
ルーチン |
必須ヘッダー |
---|---|
isdigit |
<ctype.h> |
iswdigit |
<ctype.h> または <wchar.h> |
_isdigit_l |
<ctype.h> |
_iswdigit_l |
<ctype.h> または <wchar.h> |
互換性の詳細については、「互換性」を参照してください。