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文字分類

これらのルーチンでは、指定された 1 バイト文字、ワイド文字、またはマルチバイト文字について条件を満たすかどうかをテストします。(定義上、0 ~ 127 の間の ASCII 文字セットは、すべてのマルチバイト文字セットのサブセットと考えることができます。 たとえば、日本語のカタカナには ASCII 文字と非 ASCII 文字が含まれています)。

テスト条件はロケールの LC_CTYPE カテゴリの設定で決まります。詳細については、「setlocale」を参照してください。 _l サフィックスが付いていないこの関数のバージョンでは、このロケールに依存する動作に現在のロケールを使用します。_l サフィックスが付いているバージョンは、渡されたロケール パラメーターを代わりに使用する点を除いて同じです。

通常、これらのルーチンはテストを記述するより速く実行されるため、こちらを使用するようにしてください。 たとえば、次のコードを実行するより isalpha(c) を呼び出した方が高速に処理できます。

if ((c >= 'A') && (c <= 'Z')) || ((c >= 'a') && (c <= 'z'))
    return TRUE;

文字分類ルーチン

ルーチン

文字のテスト条件

同等の .NET Framework 関数

isalnum、iswalnum、_isalnum_l、_iswalnum_l, _ismbcalnum、_ismbcalnum_l、_ismbcalpha、_ismbcalpha_l、_ismbcdigit、_ismbcdigit_l

英数字

System::Char::IsLetterOrDigit.

_ismbcalnum、_ismbcalnum_l、_ismbcalpha、_ismbcalpha_l、_ismbcdigit、_ismbcdigit_l

英数字

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

isalpha、iswalpha、_isalpha_l、_iswalpha_l, _ismbcalnum、_ismbcalnum_l、_ismbcalpha、_ismbcalpha_l、_ismbcdigit、_ismbcdigit_l

alphabetic

System::Char::IsLetter

__isascii、iswascii

ASCII 文字。

System::Char::IsLetter

isblank、iswblank、_isblank_l、_iswblank_l, _ismbcsblank, _ismbcsblank_l

空白 (スペースまたは水平タブ)

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

iscntrl、iswcntrl、_iscntrl_l、_iswcntrl_l

Control

System::Char::IsControl

__iscsym、__iswcsym、__iscsymf、__iswcsymf、_iscsym_l、_iswcsym_l、_iscsymf_l、_iswcsymf_l

文字、アンダースコア、または数字

System::Char::IsControl

__iscsym、__iswcsym、__iscsymf、__iswcsymf、_iscsym_l、_iswcsym_l、_iscsymf_l、_iswcsymf_l

文字またはアンダースコア

System::Char::IsControl

isdigit、iswdigit、_isdigit_l、_iswdigit_l, _ismbcalnum、_ismbcalnum_l、_ismbcalpha、_ismbcalpha_l、_ismbcdigit、_ismbcdigit_l

10 進数

System::Char::IsDigit

isgraph、iswgraph、_isgraph_l、_iswgraph_l, _ismbcgraph、_ismbcgraph_l、_ismbcprint、_ismbcprint_l、_ismbcpunct、_ismbcpunct_l、_ismbcblank、_ismbcblank_l、_ismbcspace、_ismbcspace_l

スペース以外印刷可能

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

islower、iswlower、_islower_l、_iswlower_l, _ismbclower、_ismbclower_l、_ismbcupper、_ismbcupper_l

小文字

System::Char::IsLower

_ismbchira、_ismbchira_l、_ismbckata、_ismbckata_l

ひらがな

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

_ismbchira、_ismbchira_l、_ismbckata、_ismbckata_l

カタカナ

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

_ismbclegal、_ismbclegal_l、_ismbcsymbol、_ismbcsymbol_l

有効なマルチバイト文字

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

_ismbcl0、_ismbcl0_l、_ismbcl1、_ismbcl1_l、_ismbcl2、_ismbcl2_l

日本 - レベル 0 のマルチバイト文字

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

_ismbcl0、_ismbcl0_l、_ismbcl1、_ismbcl1_l、_ismbcl2、_ismbcl2_l

日本 - レベル 1 のマルチバイト文字

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

_ismbcl0、_ismbcl0_l、_ismbcl1、_ismbcl1_l、_ismbcl2、_ismbcl2_l

日本 - レベル 2 のマルチバイト文字

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

_ismbclegal、_ismbclegal_l、_ismbcsymbol、_ismbcsymbol_l

英数字以外のマルチバイト文字

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

isprint、iswprint、_isprint_l、_iswprint_l, _ismbcgraph、_ismbcgraph_l、_ismbcprint、_ismbcprint_l、_ismbcpunct、_ismbcpunct_l、_ismbcblank、_ismbcblank_l、_ismbcspace、_ismbcspace_l

印刷可能

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

ispunct、iswpunct、_ispunct_l、_iswpunct_l, _ismbcgraph、_ismbcgraph_l、_ismbcprint、_ismbcprint_l、_ismbcpunct、_ismbcpunct_l、_ismbcblank、_ismbcblank_l、_ismbcspace、_ismbcspace_l

区切り記号

System::Char::IsPunctuation

isspace、iswspace、_isspace_l、_iswspace_l, _ismbcgraph、_ismbcgraph_l、_ismbcprint、_ismbcprint_l、_ismbcpunct、_ismbcpunct_l、_ismbcblank、_ismbcblank_l、_ismbcspace、_ismbcspace_l

空白

System::Char::IsWhiteSpace

Isupper, iswupper, _ismbclower、_ismbclower_l、_ismbcupper、_ismbcupper_l

大文字

System::Char::IsUpper

_isctype、iswctype、_isctype_l、_iswctype_l

desc 引数で指定されたプロパティ

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

isxdigit、iswxdigit、_isxdigit_l、_iswxdigit_l

16 進数

System::Char::IsNumber

_mbclen、mblen、_mblen_l

有効なマルチバイト文字の長さを返します。結果は、現在のロケールの LC_CTYPE のカテゴリの設定によって異なります

使用できません。 標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。 詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

参照

関連項目

カテゴリ別ランタイム ルーチン