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方法: Silverlight の画面イベントを処理する

特定のイベントの発生時に実行されるコードを記述して、アプリケーションをカスタマイズできます。 たとえば、データがデータ ソースに保存される前に実行するコードを記述できます。

処理できるイベントは、4 つに分類することができます。

  • ボタンをクリックすると呼び出されるボタン メソッド。

  • データがロードまたは保存されるとき、または画面が閉じられたときと呼び出される一般的なメソッド。

  • ユーザーにタスクを実行するアクセス許可があるかどうかを確認するために呼び出されるアクセス制御メソッド。

  • コレクションが変更されると呼び出されるコレクション メソッド。

これらのメソッドの説明は、このトピックの最後のテーブルに表示されます。

画面イベントを処理するには

  1. ソリューション エクスプ ローラーでダブルクリックして、変更する画面を開きます。

    画面デザイナーが開きます。

  2. 画面デザイナーの最上部で、[コードの記述] の横の矢印をクリックしてメソッドを選択します。 カスタム コードを追加できるメソッドは、次の表に表示されます。

    コード エディターが開きます。

    注意

    画面デザイナーの左のデータ ペインからコレクションが選択されている場合、コレクション メソッド[コードの記述] ドロップダウン リストにのみ表示されます。

  3. 作成したメソッドにカーソルを置き、イベントの発生時に実行するコードを入力します。

画面イベント メソッドの一覧

次の表は、画面関連のイベント メソッドの一覧です。 これらのメソッドはすべてクライアント層で実行されます。

Button メソッド

説明

<MyMethodName>_Execute

メソッドに関連付けられたボタンがクリックされたときに呼び出されます。

一般的なメソッド

説明

<ScreenName>_Activated

画面がアクティブになった直後に呼び出されます。

<ScreenName>_Closing

画面が閉じる直前に呼び出されます。

<ScreenName>_Created

画面が表示された直後に呼び出されます。

<ScreenName>_InitializeDataWorkspace

画面データが取得される直前に呼び出されます。

<ScreenName>_Run

画面を表示する要求が行われたときに呼び出されます。

<ScreenName>_SaveError

画面を保存しようとしてエラーが発生したときに呼び出されます。

<ScreenName>_Saved

画面を保存した直後に呼び出されます。

<ScreenName>_Saving

画面が保存される直前に呼び出されます。

アクセス制御メソッド

説明

CanRun<ScreenNam

画面が表示される前に呼び出されます。 LightSwitch はこのメソッドを呼び出して、現在のユーザーのアクセス許可を確認します。

<MyMethodName>_CanExecute

メソッドが実行される前に呼び出されます。 LightSwitch はこのメソッドを呼び出して、現在のユーザーのアクセス許可を確認します。

コレクション メソッド

説明

<CollectionName>_Changed

コレクションが変更された直後に呼び出されます。

<CollectionName>_SelectionChanged

コレクション内で現在選択されている項目が選択された直後に呼び出されます。

参照

処理手順

方法: データ イベントを処理する

方法: クエリ イベントを処理する

概念

方法: コードを使用して Silverlight の画面を変更する

その他の技術情報

画面: LightSwitch アプリケーションのユーザー インターフェイス