スケジュール スプリント
スプリントは、作業をスケジュールし、チームが取り組む対象を設定するために役立ちます。 アジャイルまたはスクラムの手法を取り入れているチームでは、バックログ項目やユーザー ストーリーをスプリントに割り当て、タスク ボードを使用して進行状況を監視できます。
チームに定義するスプリントごとに、対応するスプリント バックログ ページが使用可能になります。
チーム管理者でない場合は、チーム管理者として追加するように依頼します。 または、イテレーション パスで [このノードを編集します] または [子ノードを作成します] に対する明示的なアクセス許可をだれかに付与してもらいます。
チーム プロジェクトのホーム ページからイテレーションを構成します。
Visual Studio Online から、そのリンクは [その他のリンク] の下にあります。
ほとんどのチーム プロジェクトは、定義済みのイテレーションを使用して作成されます。 たとえば、スクラム プロジェクトは 4 個のリリースで構成され、リリース 1 に 6 個のスプリントが含まれます。
しかし、より多くのスプリントが必要な場合、別の名前を使用する場合、またはスプリントを移動する必要がある場合はどうすればよいでしょうか。
別のスプリントを追加するには、[新しい子] を選択します。 これに任意の名前を付けます。 ここでは Sprint 7 という名前にします。
ヒント
名前を変更するか、別の親ノードに移動するには、イテレーションを開いてプロパティを変更します。
名前付けの制限事項、パスの長さ、セキュリティの管理、およびその他のガイダンスについては、「区分およびイテレーション パスの追加および変更」を参照してください。
チームで使用するスプリントを選択します。 これらのスプリントはバックログ ページに表示されます。
スプリントまたはイテレーションを開き、開始日と終了日を設定します。
ヒント
1 つのイテレーションの開始日と終了日を設定すると、カレンダー ツールは、最初に指定されたイテレーションと同じ長さを使用して、次の日付のセットを自動的に設定しようと試みます。たとえば、スプリント 1 を 3 週間に設定した場合、スプリント 2 の開始日を選択すると、それ以降の 3 週間が選択されるように、カレンダー ツールによって自動的に開始日と終了日が決定されます。これらの日付を受け入れることも、変更することもできます。
完了したら、[イテレーション] ダイアログ ボックスを閉じます。
ホーム ページを最新の情報に更新して、更新されたグラフを表示します。
スプリントが定義されたら、チーム メンバーは作業項目を現在または今後のイテレーションに割り当てることができます。 チーム メンバーはスプリントで作業できます。
Q & A
Q: スプリントの計画に関する追加のガイダンスはありますか。
A: Mitch Lacey による「スプリント計画」では、スプリント計画を明確かつ有効なものにするための例と戦略を確認できます。
Q: スプリントまたはイテレーションに関連付けられている機能を教えてください。
A: スケジュールした各イテレーションで、チームは次の要素にアクセスできるようになります。
スプリントを計画するためのスプリント バックログ ページ。
スプリントの期間中にタスクのステータスを追跡するためのタスク ボード ページ。
スプリントの期間中にチーム メンバーの空き時間を設定するためのキャパシティ ページ。
スプリントの期間中に進捗状況を視覚化するためのバーンダウン グラフ。
スプリントの完了後も、これらの要素には [実績] フォルダーから引き続きアクセスできます。
Q: スプリント バックログ ページのカスタマイズできる機能を教えてください。
A: Visual Studio Online では、チームの非稼働日を指定できます。 チーム管理ページから [設定] を開きます。
内部設置型の配置の場合、スプリント バックログ ページの次の機能をカスタマイズできます。 カスタマイズはチーム プロジェクト内で作業するすべてのチームに適用されます。
タスク ボードに表示される作業項目の種類。
列見出し。 列を追加または削除するには、メタ状態のマッピングから状態を追加または削除します。 たとえば、ブロックされた作業項目を示すために使用するワークフロー状態がある場合は、その状態をマップして、ブロックされた列をボード ページに表示することができます。
表示される作業項目の種類に割り当てられる色。
チームの既定の非稼働日。 または、非稼働日を完全に削除することもできます。
タスク ボードに表示できる項目数。既定では 500 項目に設定されます。
詳細については、「プロセス構成 XML 要素のリファレンス」を参照してください。