LocalDbConnectionFactory クラス

[このページは、Entity Framework 6 に関するページです。最新バージョンは、'Entity Framework' NuGet パッケージとして入手できます。Entity Framework の詳細については、msdn.com/data/ef を参照してください。]

このクラスのインスタンスは、指定したデータベース名または接続文字列に基づいて、SQL Server LocalDb の DbConnection オブジェクトを作成する際に使用されます。

継承階層

System.Object
  System.Data.Entity.Infrastructure.LocalDbConnectionFactory

名前空間:  System.Data.Entity.Infrastructure
アセンブリ:  EntityFramework (EntityFramework.dll 内)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class LocalDbConnectionFactory _
    Implements IDbConnectionFactory
'使用
Dim instance As LocalDbConnectionFactory

public sealed class LocalDbConnectionFactory : IDbConnectionFactory

public ref class LocalDbConnectionFactory sealed : IDbConnectionFactory

[<SealedAttribute>]
type LocalDbConnectionFactory =  
    class 
        interface IDbConnectionFactory 
    end

public final class LocalDbConnectionFactory implements IDbConnectionFactory

LocalDbConnectionFactory 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

コンストラクター

	名前	説明
	LocalDbConnectionFactory(String)	指定したバージョンの LocalDb の接続ファクトリの新しいインスタンスを作成します。SQL Server 2012 の LocalDb の場合、"v11.0" を使用します。SQL Server 2014 以降の LocalDb の場合、"mssqllocaldb" を使用します。
	LocalDbConnectionFactory(String, String)	指定したバージョンの LocalDb の接続ファクトリの新しいインスタンスを作成します。SQL Server 2012 の LocalDb の場合、"v11.0" を使用します。SQL Server 2014 以降の LocalDb の場合、"mssqllocaldb" を使用します。

上揃え

プロパティ

	名前	説明
	BaseConnectionString	データベース オプションとして使用する "Initial Catalog"、"Data Source"、"AttachDbFilename" 以外の接続文字列。CreateConnection が呼び出されるときに、データベース名に基づいて "Initial Catalog" と "AttachDbFilename" がこの文字列の前に追加されます。"Data Source" は、LocalDbVersion 引数に基づいて設定されます。既定値は、"Integrated Security=True" です。

上揃え

メソッド

	名前	説明
	CreateConnection	指定したデータベース名または接続文字列に基づいて SQL Server LocalDb の接続を作成します。文字列に "=" 文字が含まれている場合、その文字列は完全な接続文字列として扱われます。そうでなければ、データベースの名前としてしか扱われません。
	Equals	(Object から継承されます。)
	GetHashCode	(Object から継承されます。)
	GetType	(Object から継承されます。)
	ToString	(Object から継承されます。)

上揃え

解説

Database クラスまたはアプリケーションの app.config/web.config でこのクラスのインスタンスを設定すると、接続情報またはデータベース名を指定せずに作成したすべての DbContexts で SQL Server LocalDb が既定で使用されるようになります。 接続を作成するときに複数のスレッドが同時にインスタンスにアクセスする可能性があるので、このクラスは不変です。

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

参照

System.Data.Entity.Infrastructure 名前空間