AspSessionTimeout
このプロパティは、Session オブジェクトに関連付けられている最後の要求が作成された後で Session オブジェクトが保持される既定の時間を分単位で指定します。Session.Timeout メソッドを使用すると、このプロパティの設定は無効になります。
ヒント AspSessionTimeout は、ASP アプリケーションの調整に使用できます。Session オブジェクトはメモリ リソースを消費するため、このプロパティを使用して個々の Session の有効期間を制限すると、アプリケーションの拡張性が高まります。
このプロパティに対する Web サービス設定は、すべてのインプロセスおよびプールされたアウトプロセス アプリケーション ノードの、すべてのレベルに適用できます。Web サーバー レベルまたはそれ以下のレベルのメタベース設定は、インプロセスおよびプールされたアウトプロセス アプリケーションでは無視されます。ただし、そのノードが分離されたアウトプロセス アプリケーションである場合は、Web サーバー レベルまたはそれ以下のレベルの設定が使用されます。
| データ型 | 長整数型 |
| 既定値 | 10 分 |
| 継承 | 継承可能 |
アクセス場所
このプロパティには、次の場所でアクセスできます。
| メタベース パス | キー タイプ |
| /LM/W3SVC | IIsWebService |
| /LM/W3SVC/N | IIsWebServer |
| /LM/W3SVC/N/ROOT | IIsWebVirtualDir |
| /LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir | IIsWebVirtualDir |
| /LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir/WebDirectory | IIsWebDirectory |
IIS Admin Base オブジェクトの追加情報
次の表は、IIS Admin Base オブジェクトを使用するコードで必要な追加情報の一覧です。
| メタベース識別子 | MD_ASP_SESSIONTIMEOUT |
| データ型 | DWORD_METADATA |
| ユーザー タイプ | ASP_MD_UT_APP |