次の方法で共有


AspThreadGateSleepDelay

このメタベース プロパティは、IIS スレッド ゲーティング メカニズムを使用してスレッド要求を再チェックする前に、この要求を保留しておく時間を指定します。

重要 IIS は、さまざまな負荷状態に応じてスレッド ゲーティングを実行し、同時に実行するスレッド数を動的に制御します。このプロパティの既定の設定、およびそのほかのスレッド ゲーティングのプロパティは、ほとんどのサーバー構成とトラフィック状態に適応するように設計されています。これらのプロパティを変更すると、パフォーマンスが著しく低下する可能性があります。

このプロパティに対する Web サービス設定は、すべてのインプロセスおよびプールされたアウトプロセス アプリケーション ノードの、すべてのレベルに適用できます。Web サーバー レベルまたはそれ以下のレベルのメタベース設定は、インプロセスおよびプールされたアウトプロセス アプリケーションでは無視されます。ただし、そのノードが分離されたアウトプロセス アプリケーションである場合は、Web サーバー レベルまたはそれ以下のレベルの設定が使用されます。

データ型 長整数型
既定値 100 ミリ秒
継承 継承可能
アクセス場所

このプロパティには、次の場所でアクセスできます。

メタベース パス キー タイプ
/LM/W3SVC IIsWebService
/LM/W3SVC/N IIsWebServer
/LM/W3SVC/N/ROOT IIsWebVirtualDir
/LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir IIsWebVirtualDir
/LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir/WebDirectory IIsWebDirectory
IIS Admin Base オブジェクトの追加情報

次の表は、IIS Admin Base オブジェクトを使用するコードで必要な追加情報の一覧です。

メタベース識別子 MD_ASP_THREADGATESLEEPDELAY
データ型 DWORD_METADATA
ユーザー タイプ ASP_MD_UT_APP