AspThreadGateLoadLow
このメタベース プロパティは、CPU が低負荷状態にあると見なされるときの CPU の最大負荷を、全体に対する割合で指定します。この情報は、IIS が CPU 負荷を AspThreadGateLoadLow と AspThreadGateLoadHigh で指定された割合の範囲で維持するためにスレッド ゲーティングを実行する際に使用されます。
重要 IIS は、さまざまな負荷状態に応じてスレッド ゲーティングを実行し、同時に実行するスレッド数を動的に制御します。このプロパティの既定の設定、およびそのほかのスレッド ゲーティングのプロパティは、ほとんどのサーバー構成とトラフィック状態に適応するように設計されています。これらのプロパティを変更すると、パフォーマンスが著しく低下する可能性があります。
このプロパティに対する Web サービス設定は、すべてのインプロセスおよびプールされたアウトプロセス アプリケーション ノードの、すべてのレベルに適用できます。Web サーバー レベルまたはそれ以下のレベルのメタベース設定は、インプロセスおよびプールされたアウトプロセス アプリケーションでは無視されます。ただし、アプリケーション ノードが分離されたアウトプロセス アプリケーションである場合は、Web サーバー レベルまたはそれ以下のレベルの設定が使用されます。
データ型 | 長整数型 |
既定値 | 75 パーセント |
継承 | 継承可能 |
アクセス場所
このプロパティには、次の場所でアクセスできます。
メタベース パス | キー タイプ |
/LM/W3SVC | IIsWebService |
/LM/W3SVC/N | IIsWebServer |
/LM/W3SVC/N/ROOT | IIsWebVirtualDir |
/LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir | IIsWebVirtualDir |
/LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir/WebDirectory | IIsWebDirectory |
IIS Admin Base オブジェクトの追加情報
次の表は、IIS Admin Base オブジェクトを使用するコードで必要な追加情報の一覧です。
メタベース識別子 | MD_ASP_THREADGATELOADLOW |
データ型 | DWORD_METADATA |
ユーザー タイプ | ASP_MD_UT_APP |