AspAllowSessionState
このプロパティは、ASP アプリケーションでセッション状態の持続を有効にします。値が TRUE の場合、サーバーは接続ごとに新しい Session オブジェクトを作成します。セッション状態はアクセス可能になり、セッションの格納が許可されます。Session_OnStart および Session_OnEnd が発生し、ASPSessionID cookie がクライアントに送信されます。値が FALSE の場合、状態へのアクセスと状態の格納は許可されず、イベントは処理されません。また、cookie も送信されません。
@ENABLESESSIONSTATE ディレクティブを使用することで、このメタベース設定を無効にすることができます。
データ型 | ブール型 |
既定値 | TRUE |
継承 | 継承可能 |
アクセス場所
このプロパティには、次の場所でアクセスできます。
メタベース パス | キー タイプ |
/LM/W3SVC | IIsWebService |
/LM/W3SVC/N | IIsWebServer |
/LM/W3SVC/N/ROOT | IIsWebVirtualDir |
/LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir | IIsWebVirtualDir |
/LM/W3SVC/N/ROOT/WebVirtualDir/WebDirectory | IIsWebDirectory |
IIS Admin Base オブジェクトの追加情報
次の表は、IIS Admin Base オブジェクトを使用するコードで必要な追加情報の一覧です。
メタベース識別子 | MD_ASP_ALLOWSESSIONSTATE |
ユーザー タイプ | ASP_MD_UT_APP |