次の方法で共有


バージョン管理へのファイルの追加 (Team Explorer Everywhere)

このトピックでは、バージョン管理に 1 つまたは複数のファイルを追加する方法と、バージョン管理から特定のファイルを除外する方法について説明します。

  • バージョン管理に 1 つまたは複数のファイルを追加する

  • どのファイルがバージョン管理によって無視されるかをカスタマイズする

必要なアクセス許可

チーム プロジェクトの共同作成者の 1 人である必要があります。 「TFS の既定のグループ、アクセス許可、およびロール [リダイレクト]」を参照してください。

バージョン管理に 1 つまたは複数のファイルを追加する

ローカル ワークスペースを使用している場合、[保留中の変更] ページでは、新しいファイルを検出できます。

  1. Eclipse でまだチーム プロジェクトに接続していない場合は、チーム プロジェクトに接続します。

  2. チーム エクスプローラーのホーム ページで、[ソース管理エクスプローラー] を選択します。

  3. ソース管理エクスプローラーで、ファイルまたはフォルダーを追加するフォルダーに移動します。

  4. [ローカル パス] の横のリンクをクリックし、Windows エクスプローラー (またはファイル エクスプローラー) でターゲット フォルダーを開きます。

    このフォルダーにファイルとフォルダーを移動します。

  5. Eclipse のチーム エクスプローラーで、[保留中の変更] を選択します。

  6. [保留中の変更] ページで、[アクション][ローカルの変更の検出] を選択します。

    ローカルの変更の検出

  7. [除外される変更] セクションで [検出された変更] を選択します。

    [候補の変更の昇格] ダイアログ ボックスが表示されます。

  8. [候補の変更の昇格] ダイアログ ボックスで、チェックインするファイルのみが選択されていることを確認し、[昇格] を選択します。

    候補の変更の昇格

  9. [保留中の変更] ページで、[チェックイン] を選択します。

どのファイルがバージョン管理によって無視されるかをカスタマイズする

既定では、特定の種類のファイル (.dll ファイルなど) はバージョン管理によって無視されます。 結果は次のようになります。

  • ローカル ワークスペースでマップされたフォルダーに無視されたファイルを追加した場合、チーム エクスプローラーの [保留中の変更] ページには表示されません。

規則を適用するフォルダーに「.tfignore」というテキスト ファイルを配置することによって、どの種類のファイルが無視されるかを構成することができます。 .tfignore ファイルの影響は再帰的です。 ただし、サブフォルダーに .tfignore ファイルを作成して、親フォルダー内の .tfignore ファイルの影響をオーバーライドすることができます。

.tfignore ファイルの規則

.tfignore ファイルには、次の規則が適用されます。

  • # はコメント行を開始します。

  • * および ? ワイルドカードがサポートされています。

  • filespec は \ 文字で始まっていない限り、再帰的ではありません。

  • ! は、filespec を無効にします (パターンに一致するファイルは無視されません)。

.tfignore ファイルの例

######################################
# Ignore .cpp files in the ProjA sub-folder and all its subfolders
ProjA\*.cpp
# Ignore .txt files in this folder 
\*.txt
# Ignore .xml files in this folder and all its sub-folders
*.xml
# Ignore all files in the Temp sub-folder
\Temp
# Do not ignore .dll files in this folder nor in any of its sub-folders
!*.dll

.tfignore ファイルを作成して使用する

前の規則を使用して手動で .tfignore のテキスト ファイルを作成できますが、[保留中の変更] ページで変更が検出されたときに、自動的にテキスト ファイルを生成することもできます。

.tfignore ファイルを自動的に生成するには

  1. [保留中の変更] ページで、[アクション][ローカルの変更の検出] を選択します。

    ローカルの変更の検出

  2. [除外される変更] セクションで [検出された変更] リンクを選択します。

    [候補の変更の昇格] ダイアログ ボックスが表示されます。

    候補の変更の昇格

  3. ファイルを選択し、ショートカット メニューを開き、[このローカル項目を無視][拡張子によって無視][ファイル名によって無視]、または [フォルダーで無視] を選択します。

    ファイルを無視

  4. [昇格] または [キャンセル] を選択して [候補の変更の昇格] ダイアログ ボックスを閉じます。

  5. .tfignore ファイルは、[保留中の変更] ページの [含まれる変更] セクションに表示されます。 このファイルを開き、ニーズに合わせて変更できます。

.tfignore ファイルは含まれる保留中の変更として自動的に追加されるため、作成した規則はファイルを取得する各チーム メンバーに適用されます。

次に .tfignore ファイルを自動的に生成するもう 1 つの方法を示します。

[パッケージ エクスプローラー] で、無視するファイルを右クリックして [チーム][無視] の順に選択します。

ファイルを自動的に無視

参照

概念

Eclipse 対応 Team Foundation Server プラグイン ビギナーズ ガイド