移動されたドライブの回復方法
適用対象: Microsoft BitLocker Administration and Monitoring 1.0
以前に Microsoft BitLocker Administration and Monitoring (MBAM) を使用して暗号化したオペレーティング システム ドライブを移動する場合、特定の問題を解決する必要があります。 新しいコンピューターに PIN を適用すると、ドライブは以前のコンピューターで使用されていた起動 PIN を受け付けなくなります。 トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) チップが変更されるため、PIN は無効と見なされます。 移動したドライブを使用するための回復パスワードを取得するには、回復キー ID を入手する必要があります。 この場合、次の手順を実行します。
移動したドライブを回復するには
移動したドライブを含むコンピューターを Windows 回復環境 (WinRE) モードで起動するか、Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset (DaRT) を使用してコンピューターを起動します。
WinRE または DaRT を使用してコンピューターを起動すると、移動したオペレーティング システム ドライブが MBAM でデータ ドライブとして扱われます。 MBAM にドライブの回復パスワード ID が表示され、回復パスワードの入力が求められます。
注意
場合によっては、スタートアップ プロセス中に [PIN を忘れた場合] をクリックして回復モードに移行できます。 この場合も、回復キー ID が表示されます。
MBAM 管理 Web サイトで、回復キー ID を使用して回復パスワードを取得し、ドライブのロックを解除します。
移動したドライブで、元のコンピューターの TPM チップを使用するように構成した場合、ドライブのロックを解除した後に追加の手順を実行して起動プロセスを完了する必要があります。 WinRE モードでは、コマンド プロンプトを開き、[manage-bde] ツールを使用してドライブの暗号化を解除します。 元の TPM チップがない状態で TPM と PIN の保護を削除するには、このツールを使用する必要があります。
削除が完了したら、システムを通常どおりに起動します。 MBAM エージェントによって、新しいコンピューターの TPM と PIN を使用してドライブを暗号化するポリシーが実行されます。
参照:
その他のリソース
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MDOP の詳細については TechNet ライブラリを参照してください。トラブルシューティング情報については TechNet Wiki を検索してください。また、Facebook や Twitter のフォローもお勧めします。
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