DaRT 回復イメージを回復パーティションの一部として展開する方法
適用対象: Diagnostics and Recovery Toolset 7.0
DaRT 回復イメージ ウィザードを実行して回復イメージを作成したら、ISO イメージ ファイルから boot.wim ファイルを抽出して、Windows 7 イメージの回復パーティションとして展開できます。
DaRT を Windows 7 イメージの回復パーティションとして展開するには
ターゲット パーティションを Windows 7 イメージに作成します。パーティションのサイズは、DaRT 回復イメージ ウィザードを使用して作成した ISO イメージ ファイル以上にします。
DaRT パーティションに必要な最小サイズは、約 300 MB です。ただし、DaRT のリモート接続機能用に、450 MB の領域を確保することをお勧めします。
DaRT ISO イメージ ファイルから boot.wim ファイルを抽出します。
[スタートアップ イメージの作成] ダイアログ ボックスで作成した ISO イメージ ファイルを、会社で決められている方法に従ってマウントします。
ISO イメージ ファイルを開き、マウントしたイメージの \sources フォルダーにある boot.wim ファイルを、コンピューターまたは外付けドライブの任意の場所にコピーします。
注意
回復イメージを CD または DVD に書き込んだ場合は、その CD または DVD のファイルを開き、\sources フォルダーから boot.wim ファイルをコピーできます。この場合は、イメージをマウントする必要はありません。
会社の標準的な Windows RE カスタム イメージの作成方法を使用して、boot.wim ファイルから起動可能な回復パーティションを作成します。
回復パーティションを作成またはカスタマイズする方法の詳細については、「Windows RE エクスペリエンスをカスタマイズする」を参照してください。
Windows 7 イメージのターゲット パーティションを回復パーティションに置き換えます。
Windows 7 イメージの準備ができたら、会社の標準的なイメージ展開プロセスを使用して社内のコンピューターにイメージを配布します。 Windows 7 イメージを作成する方法の詳細については、「Windows 7 の標準イメージの作成: ステップバイステップ ガイド」を参照してください。
システムで障害が発生したときに、回復ソリューションを展開して工場出荷時のイメージを再インストールする方法の詳細については、「システム回復イメージを展開する」を参照してください。
参照:
その他のリソース
-----
MDOP の詳細については、TechNet ライブラリを参照してください。また、TechNet Wiki を検索して問題を解決したり、マイクロソフトの Facebook または Twitter をフォローしたりすることができます。
-----