DaRT 7.0 回復イメージの保存方法と展開方法を計画する
適用対象: Diagnostics and Recovery Toolset 7.0
Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset (DaRT) 7 回復イメージの保存と展開を計画する際に、このセクションの情報を利用してください。
DaRT 回復イメージの保存と展開方法の計画
ここでは、DaRT 回復イメージを保存および展開する方法を説明します。各方法の長所と欠点を検討して、使用する方法を決めてください。また、社内で DaRT をどのように使用するかも考慮に入れてください。
注意
場合によっては、組織内で複数の方法を使用することもあります。たとえば、通常はリモート パーティションから DaRT を起動し、エンド ユーザーのコンピューターがネットワークに接続できない場合は USB フラッシュ ドライブを利用します。
次の表に、組織内で DaRT を使用する各方法の長所と欠点を示します。
DaRT の起動方法 | 長所 | 欠点 |
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CD または DVD から |
マスター ブート レコード (MBR) が壊れているためハード ディスクにアクセスできない場合や、ネットワークに接続できない場合に利用できます。 これは、DaRT の旧バージョンのユーザーが最も慣れている方法です。CD や DVDには、DaRT 回復イメージ ウィザードから直接書き込むことができます。 |
CD または DVD にアクセス可能なユーザーが、エンド ユーザーのコンピューターを実際に操作して DaRT を起動する必要があります。 |
USB フラッシュ ドライブ (UFD) から |
CD または DVD から起動する場合の長所に加えて、コンピューターに CD ドライブや DVD ドライブが搭載されていない場合にも使用できます。 |
DaRT の起動に使用する UFD を、事前にフォーマットしておく必要があります。また、UFD にアクセス可能なユーザーが、エンド ユーザーのコンピューターを実際に操作して DaRT を起動する必要があります。 |
リモート (ネットワーク) パーティションから |
CD や DVD、UFD を使用せずに DaRT を起動できます。また、更新するファイルの場所が 1 か所だけなので、DaRT を簡単にアップグレードできます。 |
エンド ユーザーのコンピューターがネットワークに接続されていないときは使用できません。 多数のエンド ユーザーが利用できるので、回復イメージを作成するときにセキュリティ対策を追加した方がよい場合があります。 |
回復パーティションから |
ネットワークに接続していない場合でも、CD、DVD、または UFD を使用せずに DaRT を起動できます。 また、System Center Configuration Manager などの自動配布ツールを使用することにより、標準の Windows イメージ展開プロセスで実装して管理することができます。 |
DaRT を更新する場合は、1 つのパーティション (ネットワーク上)、または 1 台のデバイス (CD、DVD、または UFD) を更新するのではなく、社内のすべてのコンピューターを更新する必要があります。 |
参照:
その他のリソース
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MDOP の詳細については、TechNet ライブラリを参照してください。また、TechNet Wiki を検索して問題を解決したり、マイクロソフトの Facebook または Twitter をフォローしたりすることができます。
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