DaRT 7.0 の展開計画

[アーティクル]
12/19/2014

適用対象: Diagnostics and Recovery Toolset 7.0

展開計画を作成する前に、考慮する必要がある展開の構成と前提条件は多数あります。ここでは、実際のビジネス要件に最適な展開計画を立てる上で必要な情報を集めるために役立つ情報について説明します。

Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset (DaRT) 7 のインストールを画をたてるときは、次のことを考慮してください。

DaRT をインストールするときに、DaRT の実行に関連するすべての作業を行う IT 管理者のコンピューターに、すべての機能をインストールすることができます。または、DaRT の回復イメージを作成する機能のみを IT 管理者のコンピューターにインストールし、次に、ヘルプデスク担当者のコンピューターに、DaRT の実行に使用する機能 (DaRT リモート接続ビューアーやクラッシュアナライザーなど) をインストールすることもできます。
DaRT をリモートで実行するには、ヘルプデスク担当者のコンピューターと、リモートでトラブルシューティングを行う可能性のあるすべてのコンピューターが、同じネットワークに属していなければなりません。
DaRT の運用を実際に開始する前に、必要に応じて、テスト環境を構築します。テスト環境には、コンピューターが少なくとも 2台必要です。1 台は IT 管理者またはヘルプデスク担当者用、もう 1 台はエンドユーザー用のコンピューターにします。IT 管理者とヘルプデスク担当者の業務を分けたい場合は、3 台のコンピューターを使用します。

サポートされる構成を確認する

クライアントまたは機能のインストールに選択したコンピューターが、ハードウェアとオペレーティングシステムの最小要件を満たすように、Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset (DaRT) 7 のサポートされる構成情報を確認する必要があります。

DaRT 7.0 のサポートされる構成

DaRT 回復イメージを作成するための計画

DaRT 回復イメージを作成するときは、イメージに含めるツールを決める必要があります。このとき、エンドユーザーが DaRT のさまざまなツールにアクセスする場合があることに注意してください。回復イメージを作成するときは、追加のドライバーまたはファイルを含めるかどうかも指定します。DaRT 回復イメージに含めたい追加のドライバーやファイルの場所を決める必要があります。

また、DaRT 回復イメージを作成するための前提条件とその他の計画に関する推奨事項に注意する必要があります。

DaRT 7.0 回復イメージの作成計画