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App-V 5.0 を使用して、新しいアプリケーションをシーケンスする方法

適用対象: Application Virtualization 5.0, Application Virtualization 5.0 SP1, Application Virtualization 5.0 SP2, Application Virtualization 5.0 SP3

シーケンスを開始する前に確認または実行するには

  1. 作成する仮想化アプリケーション パッケージの種類を決定します。

    アプリケーションの種類 説明

    標準

    1 つのアプリケーションまたはアプリケーションのスイートを含むパッケージを作成します。これは、ほとんどのアプリケーションの種類で推奨されるオプションです。

    アドオンまたはプラグイン

    標準アプリケーションの機能を拡張するパッケージ (Microsoft Excel のプラグインなど) を作成します。また、ネイティブでインストールされるアプリケーションのプラグインや、接続グループを使用してリンクする別のパッケージのプラグインを使用することもできます。

    ミドルウェア

    標準のアプリケーションに必要なパッケージ (Java など) を作成します。ミドルウェア パッケージは、接続グループを使用して別のパッケージとリンクするのに使用されます。

  2. 必要なすべてのインストール ファイルを Sequencer を実行しているコンピューターにコピーします。

  3. アプリケーションをシーケンスする前に仮想環境のバックアップ イメージを作成し、アプリケーションのシーケンスが完了するたびにそのイメージに戻します。

  4. 次の項目を確認します。

    • アプリケーション インストーラーによって新規または既存のファイルまたはディレクトリへのセキュリティ アクセスが変更された場合、それらの変更はパッケージにキャプチャされません。

    • 仮想化パッケージのターゲット ボリュームでショート パスが無効になっている場合は、作成されボリュームにパッケージをシーケンスし、短いパスを無効のままにする必要もあります。システム ボリュームは使用できません。

    • App-V 5.0 SP3 以降では、プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリ (PVAD) は表示されませんが、表示させることができます。「Primary virtual application directory (PVAD) is hidden but can be turned on」をご覧ください。

新しい標準アプリケーションをシーケンス処理するには

  1. Sequencer を実行するコンピューターで、[すべてのプログラム]、[Microsoft Application Virtualization]、[Microsoft Application Virtualization Sequencer] の順にクリックします。

  2. Sequencer で、[新しい仮想アプリケーション パッケージの作成] をクリックします。[パッケージの作成 (既定)] を選択して [次へ] をクリックします。

  3. [コンピューターの準備] ページで、パッケージの作成が失敗する原因となる問題や、パッケージに不必要なデータが含まれる原因となる問題がないかどうかを確認します。続行する前に、すべての潜在的な問題を解決する必要があります。修正を終えたら、[最新の情報に更新] をクリックして、最新の情報を表示します。潜在的な問題をすべて解決したら、[次へ] をクリックします。

    重要

    ウイルス対策ソフトウェアを無効にする必要があるというメッセージが表示された場合は、最初に、Sequencer を実行しているコンピューターをスキャンして、パッケージに不必要なファイルや悪意のあるファイルが追加されていないことをご確認ください。

  4. [アプリケーションの種類] ページで、[標準アプリケーション (既定)] チェック ボックスをオンにして [次へ] をクリックします。

  5. [インストーラーの選択] ページで [参照] をクリックし、アプリケーションのインストール ファイルを指定します。

    注意

    指定したアプリケーション インストーラーによって既存または新規のファイルまたはディレクトリへのセキュリティ アクセスが変更された場合、関連する変更はパッケージにキャプチャされません。

    アプリケーションに関連付けられているインストーラー ファイルがなく、手動でインストールする場合は、[カスタム インストールを実行する] チェック ボックスをオンにして [次へ] をクリックします。

  6. [パッケージ名] ページで、パッケージに関連付ける名前を入力します。パッケージに追加するアプリケーションの目的とバージョンがわかりやすい名前を指定してください。このパッケージ名は、App-V 5.0 管理コンソールに表示されます。

    [プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリ] には、アプリケーションをインストールするターゲット コンピューターのパスが表示されます。この場所を指定するには、[参照] を選択します。

    注意

    App-V 5.0 SP3 以降では、プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリ (PVAD) は表示されませんが、表示させることができます。「Primary virtual application directory (PVAD) is hidden but can be turned on」をご覧ください。

    重要

    プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリは、シーケンスされるアプリケーションのインストール場所と一致する必要があります。たとえば、C:\Program Files\Notepad にメモ帳をインストールする場合、プライマリ仮想ディレクトリとして C:\Program Files\Notepad を構成する必要があります。または、インストール時に限り、プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリとして C:\Notepad を設定して、C:\Notepad にインストールするようにインストーラーを構成することもできます。Application Virtualization パスの編集は、高度な構成タスクです。次の理由により、ほとんどのアプリケーションで、既定のパスを使用することをお勧めします。

    • アプリケーションの互換性。ディレクトリに同一の仮想ディレクトリ パスが構成されていない場合、一部の仮想化アプリケーションは正常に動作しないか、起動に失敗します。

    • パフォーマンス。ファイル システムのリダイレクトが必要ないため、実行時のパフォーマンスが向上します。

    ヒント

    アプリケーションをシーケンスする前に、関連するインストーラーを開いて、既定のインストール ディレクトリを確認し、その場所をプライマリ仮想アプリケーション ディレクトリとして構成することをお勧めします。

    [次へ] をクリックします。

  7. Sequencer とアプリケーションのインストーラーの準備が整ったら、[インストール] ページで、Sequencer がインストール プロセスを監視できるように、アプリケーションのインストールを開始できます。

    重要

    常に、セキュリティで保護された場所にアプリケーションをインストールし、監視中に、Sequencer を実行するコンピューターに他のユーザーがログオンしないようにする必要があります。

    アプリケーションのインストール プロセスを使用して、インストールを実行します。インストールの一部として、別のインストール ファイルも実行する必要がある場合は、[実行] をクリックし、該当するインストール ファイルを見つけて実行します。インストールが終了したら、[インストールを終了する] を選択します。[次へ] をクリックします。

  8. [インストール] ページで、Sequencer によって仮想化アプリケーション パッケージが構成されるのを待ちます。

  9. [ソフトウェアの構成] ページで、必要に応じて、パッケージに含まれているプログラムを実行します。この手順では、ターゲット コンピューターにパッケージを展開して実行する前に、必要なライセンス契約と構成のタスクを完了できます。すべてのプログラムを一度に実行する場合は、プログラムを少なくとも 1 つ選択して [すべて実行] をクリックします。特定のプログラムを実行する場合は、そのプログラムを選択して [選択ファイルの実行] をクリックします。必要な構成タスクを完了して、アプリケーションを閉じます。すべてのプログラムが実行されるまで、場合によって数分間待機する必要があります。

    注意

    一覧にないアプリケーションの初回使用のタスクを実行するには、対象のアプリケーションを開きます。関連する情報は、この手順でキャプチャされます。

    [次へ] をクリックします。

  10. [インストール レポート] ページで、シーケンスした仮想化アプリケーション パッケージに関する情報を確認できます。[追加情報] で、イベントをダブルクリックして、詳細情報を取得できます。続行するには、[次へ] をクリックします。

  11. [カスタマイズ] ページが表示されます。仮想アプリケーションのインストールと構成が終わったら、[今すぐ停止する] を選択して、手順 14. に進みます。次のいずれかのカスタマイズを実行するには、[カスタマイズ] を選択します。

    • ストリーミング用の仮想パッケージを準備する。ストリーミングすると、ターゲット コンピュータで仮想アプリケーション パッケージを効率よく実行できるようになります。

    • このパッケージを実行するオペレーティング システムを指定する。

    [次へ] をクリックします。

  12. [ストリーミング] ページで各プログラムを実行して、プログラムが最適化され、ターゲット コンピューターで効率よく実行されるようにします。アプリケーションをすべて実行するのに、数分かかることがあります。すべてのアプリケーションの実行が完了したら、各アプリケーションを閉じ、[次へ] をクリックします。

    注意

    この手順中にアプリケーションを開かない場合、既定のストリーミング方法はオンデマンド ストリーミング配信です。つまり、アプリケーションを開始できるようになるまで、アプリケーションはビット単位でダウンロードされ、バックグラウンド読み込みの構成方法に応じて、アプリケーションの残りの部分が読み込まれます。

  13. [ターゲット OS] ページで、このパッケージを実行するオペレーティング システムを指定します。環境にあるすべてのサポート対象オペレーティング システムでこのパッケージを実行できるようにするには、[すべてのオペレーティング システムでこのパッケージの実行を許可する。] を選択します。特定のオペレーティング システムだけでこのパッケージが実行されるように構成する場合は、[以下のオペレーティング システムでこのパッケージの実行を許可する。] を選択し、このパッケージを実行できるオペレーティング システムを指定します。[次へ] をクリックします。

    重要

    必ず、シーケンスするアプリケーションでサポートされているオペレーティング システムを指定してください。

  14. [パッケージの作成] ページが表示されます。パッケージを保存せずに変更するには、[パッケージ エディターを使用して保存せずにパッケージの変更を続行する] チェック ボックスをオンにします。このオプションを選択すると、Sequencer コンソールでパッケージが開き、そのパッケージを保存する前に変更できるようになります。[次へ] をクリックします。

    すぐにパッケージを保存する場合は、既定の [今すぐパッケージを保存します。] を選択します。必要に応じて、パッケージに関連付けるコメントを追加します。コメントは、プログラム バージョンや、パッケージに関するその他の情報を識別するのに役立ちます。

    重要

    [コメント] と [説明] では、印刷できない文字は使用できません。

    また、このページには既定の保存場所が表示されます。既定の場所を変更するには、[参照] をクリックして、別の場所を指定します。[作成] をクリックします。

  15. [完了] ページが表示されます。必要に応じて、[仮想アプリケーション パッケージのレポート] ウィンドウの情報を確認して、[閉じる] をクリックします。この情報は、パッケージが作成されたディレクトリにある Report.xml ファイルでも確認できます。

    パッケージを Sequencer で使用できるようになります。

    重要

    仮想アプリケーション パッケージを作成した後で、Sequencer を実行しているコンピューターで、そのパッケージを実行することはできません。

アドオンまたはプラグイン アプリケーションをシーケンスするには

  1. 注意

    以下の手順に従う前に、Sequencer を実行しているコンピューターのローカルに親アプリケーションをインストールしておく必要があります。または、仮想化された親アプリケーションがある場合は、アドオンまたはプラグインのワークフローの手順で、コンピューターに親アプリケーションを展開できます。

    たとえば、Microsoft Excel のプラグインをシーケンスする場合は、Sequencer を実行しているコンピューターにローカルに Microsoft Excel をインストールしておきます。また、ターゲット コンピューターのアプリケーションをインストールする場所と同じディレクトリにも、親アプリケーションをインストールします。プラグインまたはアドオンを既存の仮想アプリケーション パッケージと共に使用する場合は、親仮想アプリケーション パッケージを作成したときに使用したのと同じ仮想アプリケーション ドライブに、そのアプリケーションをインストールします。

    Sequencer を実行するコンピューターで、[すべてのプログラム]、[Microsoft Application Virtualization]、[Microsoft Application Virtualization Sequencer] の順にクリックします。

  2. Sequencer で、[新しい仮想アプリケーション パッケージの作成] をクリックします。[パッケージの作成 (既定)] を選択して [次へ] をクリックします。

  3. [コンピューターの準備] ページで、パッケージの作成が失敗する原因となる問題や、パッケージに不必要なデータが含まれる原因となる問題がないかどうかを確認します。続行する前に、すべての潜在的な問題を解決する必要があります。修正を終えたら、[最新の情報に更新] をクリックして、最新の情報を表示します。潜在的な問題をすべて解決したら、[次へ] をクリックします。

    重要

    ウイルス対策ソフトウェアを無効にする必要があるというメッセージが表示された場合は、最初に、Sequencer を実行しているコンピューターをスキャンして、パッケージに不必要なファイルや悪意のあるファイルが追加されていないことをご確認ください。

  4. [アプリケーションの種類] ページで [アドオンまたはプラグイン] を選択して、[次へ] をクリックします。

  5. [インストーラーの選択] ページで、[参照] をクリックして、アドオンまたはプラグインのインストール ファイルを指定します。アドオンまたはプラグインに関連するインストーラー ファイルがなく、すべてのインストール手順を手動で実行する場合は、[カスタム インストールを実行する] チェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。

  6. [プライマリのインストール] ページで、Squencer を実行するコンピューターにプライマリ アプリケーションがインストールされていることを確認します。または、Sequencer を実行するコンピューターにローカルに保存された既存のパッケージを展開できます。既存のパッケージを展開するには、[パッケージの展開] をクリックして、パッケージを選択します。親プログラムを展開またはインストールしたら、[プライマリ親プログラムをインストールしました] を選択します。

    [次へ] をクリックします。

  7. [パッケージ名] ページで、パッケージに関連付ける名前を入力します。パッケージに追加するアプリケーションの目的とバージョンがわかりやすい名前を指定してください。このパッケージ名は、App-V 5.0 管理コンソールに表示されます。[プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリ] には、アプリケーションをインストールするパスが表示されます。この場所を指定するには、パスを入力するか、[参照] をクリックします。

    注意

    App-V 5.0 SP3 以降では、プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリ (PVAD) は表示されませんが、表示させることができます。「Primary virtual application directory (PVAD) is hidden but can be turned on」をご覧ください。

    [次へ] をクリックします。

  8. Sequencer とアプリケーションのインストーラーの準備が整ったら、[インストール] ページで、プラグインまたはアドイン アプリケーションのインストールを開始して、Sequencer でインストール プロセスを監視できます。アプリケーションのインストール プロセスを使用して、インストールを実行します。インストールの一部として、別のインストール ファイルも実行する必要がある場合は、[実行] をクリックし、該当するインストール ファイルを見つけて実行します。インストールが終了したら、[インストールを終了する] を選択して [次へ] をクリックします。

  9. [インストール レポート] ページで、シーケンスした仮想アプリケーション パッケージに関する情報を確認できます。[追加情報] に表示されている情報の詳しい説明を見るには、該当するイベントをダブルクリックします。情報の確認が終わったら、[次へ] をクリックします。

  10. [カスタマイズ] ページが表示されます。仮想アプリケーションのインストールと構成が終わったら、[今すぐ停止する] を選択して、手順 12. に進みます。次のいずれかのカスタマイズを実行するには、[カスタマイズ] を選択します。

    • 低速または信頼性の低いネットワーク上で、パッケージを実行する方法を最適化する。

    • このパッケージを実行するオペレーティング システムを指定する。

    [次へ] をクリックします。

  11. [ストリーミング] ページで各プログラムを実行して、プログラムが最適化され、ターゲット コンピューターで効率よく実行されるようにします。ストリーミングを使用すると、遅延時間が長いネットワークにあるターゲット コンピューターで、仮想アプリケーション パッケージを効率よく実行できるようになります。アプリケーションをすべて実行するのに、数分かかることがあります。すべてのアプリケーションを実行した後で、各アプリケーションを閉じます。[アプリケーションをすべてダウンロードする] チェックボックスをオンにして、アプリケーションを起動する前にすべてダウンロードするように、パッケージを構成することもできます。[次へ] をクリックします。

    注意

    必要に応じて、この手順の間に、アプリケーションの読み込みを停止できます。[アプリケーションの起動] ダイアログ ボックスで、[停止] をクリックし、[すべてのアプリケーションを停止する] または [このアプリケーションのみを停止する] チェック ボックスをオンにします。

  12. [ターゲット OS] ページで、このパッケージを実行するオペレーティング システムを指定します。環境でサポートされているすべてのオペレーティング システムでこのパッケージを実行できるようにする場合は、[すべてのオペレーティング システムでこのパッケージの実行を許可する。] チェック ボックスをオンにします。特定のオペレーティング システムだけでこのパッケージが実行されるように構成する場合は、[以下のオペレーティング システムでこのパッケージの実行を許可する。] チェック ボックスをオンにして、該当するオペレーティング システムを選択します。[次へ] をクリックします。

  13. [パッケージの作成] ページが表示されます。パッケージを保存せずに変更するには、[パッケージ エディターを使用して保存せずにパッケージの変更を続行する] チェック ボックスをオンにします。このオプションを選択すると、Sequencer コンソールでパッケージが開き、そのパッケージを保存する前に変更できるようになります。[次へ] をクリックします。

    すぐにパッケージを保存する場合は、[今すぐパッケージを保存します。] を選択します。必要に応じて、パッケージに関する説明を追加します。説明は、パッケージのバージョンなどの情報を識別するのに役立ちます。

    重要

    [コメント] と [説明] では、印刷できない文字は使用できません。

    また、このページには既定の保存場所が表示されます。既定の場所を変更するには、[参照] をクリックして、別の場所を指定します。[作成] をクリックします。

ミドルウェア アプリケーションをシーケンスするには

  1. Sequencer を実行するコンピューターで、[すべてのプログラム]、[Microsoft Application Virtualization]、[Microsoft Application Virtualization Sequencer] の順にクリックします。

  2. Sequencer で、[新しい仮想アプリケーション パッケージの作成] をクリックします。[パッケージの作成 (既定)] を選択して [次へ] をクリックします。

  3. [コンピューターの準備] ページで、パッケージの作成が失敗する原因となる問題や、パッケージに不必要なデータが含まれる原因となる問題がないかどうかを確認します。続行する前に、すべての潜在的な問題を解決する必要があります。修正を終えたら、[最新の情報に更新] をクリックして、最新の情報を表示します。潜在的な問題をすべて解決したら、[次へ] をクリックします。

    重要

    ウイルス対策ソフトウェアを無効にする必要があるというメッセージが表示された場合は、最初に、App-V 5.0 Sequencer を実行しているコンピューターをスキャンして、パッケージに不必要なファイルや悪意のあるファイルが追加されていないことをご確認ください。

  4. [アプリケーションの種類] ページで [ミドルウェア] を選択して、[次へ] をクリックします。

  5. [インストーラーの選択] ページで [参照] をクリックし、アプリケーションのインストール ファイルを指定します。アプリケーションに関連付けられているインストーラー ファイルがなく、手動ですべてのインストール手順を実行する場合は、[カスタム インストールを実行する] チェック ボックスをオンにして [次へ] をクリックします。

  6. [パッケージ名] ページで、パッケージに関連付ける名前を入力します。パッケージに追加するアプリケーションの目的とバージョンがわかりやすい名前を指定してください。このパッケージ名は、App-V 5.0 管理コンソールに表示されます。[プライマリ仮想アプリケーション ディレクトリ] には、アプリケーションをインストールするパスが表示されます。この場所を指定するには、パスを入力するか、[参照] をクリックします。

    [次へ] をクリックします。

  7. Sequencer とミドルウェア アプリケーションのインストーラーの準備が整ったら、[インストール] ページで、Sequencer がインストール プロセスを監視できるように、アプリケーションのインストールを開始できます。アプリケーションのインストール プロセスを使用して、インストールを実行します。インストールの一部として、別のインストール ファイルも実行する必要がある場合は、[実行] をクリックし、該当するインストール ファイルを見つけて実行します。インストールが終了したら、[インストールを終了する] チェック ボックスをオンにして [次へ] をクリックします。

  8. [インストール] ページで、仮想アプリケーション パッケージが構成されるまで待ちます。

  9. [インストール レポート] ページで、シーケンスした仮想アプリケーション パッケージに関する情報を確認できます。[追加情報] で、イベントをダブルクリックして、詳細情報を取得できます。続行するには、[次へ] をクリックします。

  10. [ターゲット OS] ページで、このパッケージを実行するオペレーティング システムを指定します。環境にあるすべてのサポートされているオペレーティング システムでこのパッケージを実行できるようにする場合は、[すべてのオペレーティング システムでこのパッケージの実行を許可する。] チェック ボックスをオンにします。特定のオペレーティング システムだけでこのパッケージが実行されるように構成する場合は、[以下のオペレーティング システムでこのパッケージの実行を許可する。] チェック ボックスをオンにして、該当するオペレーティング システムを選択します。[次へ] をクリックします。

  11. [パッケージの作成] ページが表示されます。パッケージを保存せずに変更するには、[パッケージ エディターを使用して保存せずにパッケージの変更を続行する] チェック ボックスをオンにします。このオプションを選択すると、Sequencer コンソールでパッケージが開き、そのパッケージを保存する前に変更できるようになります。[次へ] をクリックします。

    すぐにパッケージを保存する場合は、[今すぐパッケージを保存します。] を選択します。必要に応じて、パッケージに関する説明を追加します。説明は、プログラム バージョンや、パッケージに関するその他の情報を識別するのに役立ちます。

    重要

    [コメント] と [説明] では、印刷できない文字は使用できません。

    また、このページには既定の保存場所が表示されます。既定の場所を変更するには、[参照] をクリックして、別の場所を指定します。[作成] をクリックします。

  12. [完了] ページが表示されます。必要に応じて、[仮想アプリケーション パッケージのレポート] ウィンドウの情報を確認して、[閉じる] をクリックします。この情報は、手順 11. で指定したディレクトリにある Report.xml ファイルでも確認できます。

    パッケージを Sequencer で使用できるようになります。パッケージのプロパティを編集する場合は、[[パッケージ名] の編集] をクリックします。

    重要

    仮想アプリケーション パッケージを作成した後で、Sequencer を実行しているコンピューターで、そのパッケージを実行することはできません。

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    APP-V に関する問題がありますか。「APP-V に関する TechNet フォーラム」を利用してください。

関連項目

その他の参照情報

App-V 5.0 の操作

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