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App-V 5.0 SP3 について

適用対象: Application Virtualization 5.0 SP1, Application Virtualization 5.0 SP2, Application Virtualization 5.0 SP3

次のセクションを使用して、Microsoft Application Virtualization (App-V) 5.0 SP3 における重要な変更に関する情報をご確認ください。

  • App-V 5.0 SP3 ソフトウェアの前提条件とサポートされている構成

  • App-V 5.0 SP3 への移行

  • 手動で作成された接続グループの XML ファイルではスキーマを更新する必要がある

  • 接続グループの機能強化

  • 管理者は特定のユーザーに対してパッケージを公開したり非公開化したりできる

  • 管理者のみがパッケージを公開および非公開化できるようにする

  • RunVirtual レジストリ キーはユーザー単位で公開されるパッケージをサポートする

  • 新しい PowerShell コマンドレットと更新可能なコマンドレットのヘルプ

  • プライマリ Virtual Application ディレクトリ (PVAD) は非表示になっているがオンにできる

  • App-V 公開メタデータを表示するには ClientVersion が必要

  • App-V イベント ログの統合

App-V 5.0 SP3 ソフトウェアの前提条件とサポートされている構成

App-V 5.0 SP3 のソフトウェア前提条件とサポートされている構成については、次のリンクをご覧ください。

前提条件とサポートされている構成へのリンク 説明

App-V 5.0 SP3 の前提条件

App-V 5.0 SP3 のインストールを開始する前にインストールする必要がある、前提条件のソフトウェア

App-V 5.0 SP3 でサポートされる構成

App-V サーバー、Sequencer、およびクライアント コンポーネントのサポートされているオペレーティング システムとハードウェア要件

App-V 5.0 SP3 への移行

以前のバージョンから App-V 5.0 SP3 にアップグレードするには、次の情報を使用してください。

アップグレードを始める前に

アップグレードを開始する前に、以下の情報をご確認ください。

アップグレードする前に確認する項目 説明

アップグレードするコンポーネント

  1. App-V サーバー

  2. Sequencer

  3. App-V クライアントまたは App-V リモート デスクトップ サービス (RDS) クライアント

  4. 接続グループ

注意

App-V クライアントのユーザー インターフェイスを使用するには、Microsoft Application Virtualization 5.0 クライアント UI アプリケーションのダウンロード ページから既存のバージョンをダウンロードします。

App-V 4.x からのアップグレード

最初に App-V 5.0 にアップグレードする必要があります。App-V 4.x から直接 App-V 5.0 SP3 にアップグレードすることはできません。

詳細については、以下をご覧ください。

App-V 5.0 以降からのアップグレード

次のいずれかのバージョンを使用している場合は、App-V 5.0 SP3 に直接アップグレードできます。

  • App-V 5.0

  • App-V 5.0 SP1

  • App-V 5.0 SP2

App-V 5.0 SP3 にアップグレードするには、この記事の残りのセクションの手順を実行します。

アップグレード後にパッケージと接続グループに加える必要がある変更

なし。パッケージと接続グループは、現状のまま使用できます。

App-V インフラストラクチャのアップグレード手順

App-V インフラストラクチャの各コンポーネントを App-V 5.0 SP3 へアップグレードするには、次の手順を実行します。

手順 詳細情報

手順 1: App-V サーバーをアップグレードします。

App-V サーバーを使用していない場合は、この手順を省略して次の手順に進みます。

注意

APP-V 5.0 SP3 クライアントは、APP-V 5.0 SP1 サーバーと互換性があります。

次の手順に従います。

  1. App-V 5.0 SP3 リリース ノート」を参照して、App-V サーバーのインストールに影響する可能性のある問題について確認します。

  2. 管理データベースやレポート データベースをアップグレードに使用する方法によって、次のいずれかを実行します。

     

    データベースのアップグレード方法 手順

    Windows インストーラー

    この手順をスキップして、手順 3 「APP-V サーバーをアップグレードする場合...」に進みます

    SQL スクリプト

     

    管理データベース

    インストールまたはアップグレードするには、「SQL scripts to install or upgrade the App-V 5.0 SP3 Management Server database fail (App-v 5.0 SP3 管理サーバー データベースのインストールまたはアップグレードに失敗する SQL スクリプト)」をご覧ください。

    レポート データベース

    How to Deploy the App-V Databases by Using SQL Scripts」の手順を実行します。

  3. App-V SP1 修正プログラム パッケージ 3 以降から App-V サーバーをアップグレードする場合は、「App-V 5.0 SP3 サーバーをインストールする前にレジストリ キーを確認する」の手順を実行します。

  4. App-V 5.0 サーバーを展開する方法」の手順を実行します。

手順 2: App-V Sequencer をアップグレードします。

シーケンサーをインストールする方法」をご覧ください。

手順 3: App-V クライアントまたは App-V RDS クライアントをアップグレードします。

App-V クライアントを展開する方法」をご覧ください。

App-V 5.0 SP3 サーバーをインストールする前にレジストリ キーを確認する

これは、前の表の手順 3. の手順です。

この手順が必要な場合

.msp ファイルを使用してインストールした App-V SP1 以降の修正プログラム パッケージを APP-V SP1 からアップグレードする場合。

この手順の実行に必要なコンポーネント

アップグレードする APP-V サーバー コンポーネントのみ。

この手順を実行する必要があるとき

App-V サーバーを App-V 5.0 SP3 にアップグレードする前。

必要事項

次の表の情報を参考にして、HKLM\Software\Microsoft\AppV\Server の下の各レジストリ キー値を、元のサーバーのインストールで指定した値で更新します。この手順を実行すると、App-V SP1 の修正プログラム パッケージをインストールしたときに削除された可能性のあるレジストリ値が復元されます。

ManagementDatabase キー

管理データベースをインストールする場合、HKLM\Software\Microsoft\AppV\Server\ManagementDatabase でレジストリ キーを設定します。

キー名 説明

IS_MANAGEMENT_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_REQUIRED

ローカル以外の管理データベースにアクセスするためにパブリック アクセス アカウントが必要かどうか説明します。必要な場合、値は「1」に設定されます。

MANAGEMENT_DB_NAME

管理データベースの名前。

MANAGEMENT_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT

管理データベースへの読み取り (パブリック) アクセスに使用されるアカウント。

IS_MANAGEMENT_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_REQUIRED が 1 に設定される場合に使用。

MANAGEMENT_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_SID

管理データベースへの読み取り (パブリック) アクセスに使用するアカウントの識別子 (SID) を保護します。

IS_MANAGEMENT_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_REQUIRED が 1 に設定される場合に使用。

MANAGEMENT_DB_SQL_INSTANCE

管理データベースの SQL Server のインスタンス。

値が空白の場合、既定のデータベース インスタンスが使用されます。

MANAGEMENT_DB_WRITE_ACCESS_ACCOUNT

管理データベースへの書き込み (管理者) アクセスに使用されるアカウント。

MANAGEMENT_DB_WRITE_ACCESS_ACCOUNT_SID

管理データベースへの書き込み (管理者) アクセスに使用するアカウントの識別子 (SID) を保護します。

MANAGEMENT_REMOTE_SERVER_MACHINE_ACCOUNT

管理サーバーのリモート コンピューター アカウント (ドメイン\アカウント)。

MANAGEMENT_SERVER_INSTALL_ADMIN_ACCOUNT

管理サーバーのインストール管理者ログイン (ドメイン\アカウント)。

MANAGEMENT_SERVER_MACHINE_USE_LOCAL

有効な値は、次のとおりです。

  • 1 - 管理サービスはローカル コンピューター上に配置されます。つまり、MANAGEMENT_REMOTE_SERVER_MACHINE_ACCOUNT 値は空白です。

  • 0 - 管理サービスは、ローカル コンピューターとは別のコンピューターに配置されます。

ManagementService キー

管理サーバーをインストールする場合、HKLM\Software\Microsoft\AppV\Server\ManagementService でレジストリ キーを設定します。

キー名 説明

MANAGEMENT_ADMINACCOUNT

App-V (domain \account) を管理する権限が与えられた Active Directory ドメイン サービス (AD DS) グループまたはアカウント (ドメイン\アカウント)。

MANAGEMENT_DB_SQL_INSTANCE

管理データベースを含む SQL Server のインスタンス。

値が空白の場合、既定のデータベース インスタンスが使用されます。

MANAGEMENT_DB_SQL_SERVER_NAME

管理データベースを含むリモート SQL Server の名前。

値が空白の場合、ローカル コンピューターが使用されます。

ReportingDatabase キー

レポート データベースをインストールする場合、HKLM\Software\Microsoft\AppV\Server\ReportingDatabase でレジストリ キーを設定します。

キー名 説明

IS_REPORTING_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_REQUIRED

ローカル以外のレポート データベースにアクセスするためにパブリック アクセス アカウントが必要かどうか説明します。必要な場合、値は「1」に設定されます。

REPORTING_DB_NAME

レポート データベースの名前。

REPORTING_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT

レポート データベースへの読み取り (パブリック) アクセスに使用されるアカウント。

IS_REPORTING_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_REQUIRED が 1 に設定される場合に使用。

REPORTING_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_SID

レポート データベースへの読み取り (パブリック) アクセスに使用するアカウントの識別子 (SID) を保護します。

IS_REPORTING_DB_PUBLIC_ACCESS_ACCOUNT_REQUIRED が 1 に設定される場合に使用。

REPORTING_DB_SQL_INSTANCE

レポート データベースの SQL Server のインスタンス。

値が空白の場合、既定のデータベース インスタンスが使用されます。

REPORTING_DB_WRITE_ACCESS_ACCOUNT

REPORTING_DB_WRITE_ACCESS_ACCOUNT_SID

REPORTING_REMOTE_SERVER_MACHINE_ACCOUNT

レポート サーバーのリモート コンピューター アカウント (ドメイン\アカウント)。

REPORTING_SERVER_INSTALL_ADMIN_ACCOUNT

レポート サーバーのインストール管理者ログイン (ドメイン\アカウント)。

REPORTING_SERVER_MACHINE_USE_LOCAL

有効な値は、次のとおりです。

  • 1 - レポート サービスはローカル コンピューター上に配置されます。つまり、REPORTING_REMOTE_SERVER_MACHINE_ACCOUNT 値は空白です。

  • 0 - レポート サービスは、ローカル コンピューターとは別のコンピューターに配置されます。

ReportingService キー

レポート サーバーをインストールする場合、HKLM\Software\Microsoft\AppV\Server\ReportingService でレジストリ キーを設定します。

キー名 説明

REPORTING_DB_SQL_INSTANCE

レポート データベースの SQL Server のインスタンス。

値が空白の場合、既定のデータベース インスタンスが使用されます。

REPORTING_DB_SQL_SERVER_NAME

レポート データベースを含むリモート SQL Server の名前。

値が空白の場合、ローカル コンピューターが使用されます。

手動で作成された接続グループの XML ファイルではスキーマを更新する必要がある

接続グループの XML ファイルを手動で作成している場合、「接続グループの機能強化」に説明する新しい "オプション パッケージ" 機能と "任意のバージョンを使用する" 機能を使用するには、XML ファイルに次のスキーマを指定する必要があります。

xmlns="https://schemas.microsoft.com/appv/2014/virtualapplicationconnectiongroup"

例と詳細については、「接続グループ ファイルについて」をご覧ください。

接続グループの機能強化

オプションのパッケージと App-V 5.0 SP3 で追加されたその他の機能強化を使用して、接続グループをより簡単に管理できます。次の表は、接続グループの新機能を使用して実行できるタスクと各タスクに関するより詳細な情報へのリンクをまとめたものです。

タスクまたは機能 説明 詳細情報へのリンク

接続グループにオプションのパッケージを含めることができるようにする

接続グループにオプションのパッケージを含めると、ユーザーに許可されているアプリケーションに基づいて、どのアプリケーションが接続グループの仮想環境に含められるかを動的に決定できます。

オプションのパッケージと非オプションのパッケージを同じ接続グループに混在させることができるため、接続グループと同じ数のパッケージを管理する必要はありません。パッケージを混在させることにより、ユーザーに共通のパッケージを 1 つ用意して、複数のユーザー グループで同一の接続グループを使用できます。

:すべてのユーザーに対して Microsoft Office を含むパッケージを有効にする一方で、ユーザーの異なるサブセットに対して異なる Office プラグインを含む異なるオプション パッケージを有効にすることができます。

Use one connection group, with optional packages, for multiple users with different packages entitled to them

接続グループを変更することなく、オプションのパッケージを非公開化または削除する

App-V クライアント上で接続グループを無効にしたり再度有効にしたりする必要なく、接続グループ内のオプション パッケージの非公開化または削除、または非公開化と再公開を行うことができます。

Use one connection group, with optional packages, for multiple users with different packages entitled to them

ユーザー単位で公開されるパッケージとグローバルに公開されるパッケージを含む接続グループを公開する

ユーザー単位で公開されるパッケージとグローバルに公開されるパッケージを含む、ユーザー単位で公開される接続グループを作成します。

ユーザー単位で公開されるパッケージとグローバルに公開されるパッケージを含む接続グループを作成する方法

接続グループでパッケージのバージョンを無視するように設定する

任意のバージョンのパッケージを受け入れるように接続グループを構成します。これにより、接続グループを無効にする必要なく、パッケージをアップグレードできます。接続グループに正しくないバージョンのオプション パッケージが含まれる場合、そのパッケージは無視されます。接続グループの仮想環境の作成はブロックされません。

パッケージのバージョンを無視するように接続グループを構成する方法

エンド ユーザーによる公開を制限する

(エンド ユーザーではなく) 管理者のみがパッケージを公開して、接続グループを有効にできるようにします。

接続グループの詳細については、「管理者のみが接続グループを有効にできるようにする方法」をご覧ください。

パッケージの詳細については、次の記事をご覧ください。

 

方法 詳細情報へのリンク

管理コンソール

To enable only administrators to publish or unpublish packages

PowerShell

To allow only administrators to enable connection groups

サード パーティ製の電子ソフトウェア配布システム

ESD を使用して管理者のみがパッケージを公開できるようにする方法

特定のユーザーに対して接続グループを有効または無効にする

管理者は、次のコマンドレットと共にオプションの –UserSID パラメーターを使用して、特定のユーザーに対して接続グループを有効または無効にできます。

  • Enable-AppVClientConnectionGroup

  • Disable -AppVClientConnectionGroup

To enable or disable a connection group for a specific user

同じパッケージ パスを接続グループの 1 つの仮想ディレクトリにマージする

1 つの接続グループに同じディレクトリ パスが含まれるパッケージが複数ある場合、パスは、接続グループ仮想環境内の 1 つの仮想ディレクトリにマージされます。

パスをマージすることにより、あるパッケージ内のアプリケーションが、別のパッケージ内のファイルにアクセスできます。

Merging identical package paths into one virtual directory in connection groups

管理者は特定のユーザーに対してパッケージを公開したり非公開化したりできる

管理者は、次のコマンドレットを使用して、特定のユーザーに対してパッケージを公開したり非公開化したりできます。コマンドレットを使用するには、–UserSID パラメーターに続けて、ユーザーのセキュリティ識別子 (SID) を入力します。詳細については、以下をご覧ください。

コマンドレット

Publish-AppvClientPackage

Publish-AppvClientPackage "ContosoApplication" -UserSID S-1-2-34-56789012-3456789012-345678901-2345

Unpublish-AppvClientPackage

Unpublish-AppvClientPackage "ContosoApplication" -UserSID S-1-2-34-56789012-3456789012-345678901-2345

管理者のみがパッケージを公開および非公開化できるようにする

(エンド ユーザーではなく) 管理者のみがパッケージを公開および非公開化できるようにするには、次のいずれかの方法を使用します。

方法 詳細情報

グループ ポリシー設定

次の順にクリックしてグループ ポリシー オブジェクト ノードに移動します。

[コンピューターの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [システム] > [APP-V] > [公開]

[管理者として公開する必要がある] グループ ポリシー設定を有効にします。

PowerShell

To enable only administrators to publish or unpublish packages

RunVirtual レジストリ キーはユーザー単位で公開されるパッケージをサポートする

App-V 5.0 SP3 では、ユーザー単位で公開されるパッケージ内の仮想化されたアプリケーションと共に RunVirtual レジストリ キーの使用がサポートされています。RunVirtual レジストリ キーを使用すると、App-V を使用して既に仮想化されているアプリケーションと共に、ローカルにインストールされたアプリケーションを仮想環境内で実行できます。

従来、App-V パッケージ内の仮想化されたアプリケーションはグローバルに公開する必要がありました。RunVirtual の詳細、およびローカルにインストールされたアプリケーションを仮想化されたアプリケーションと共に仮想環境で実行するためのその他の方法については、「仮想化アプリケーションと共に仮想環境にローカルにインストールされたアプリケーションの実行」をご覧ください。

新しい PowerShell コマンドレットと更新可能なコマンドレットのヘルプ

App-V 5.0 SP3 には、新しい PowerShell コマンドレットと更新可能なコマンドレットのヘルプが含まれています。コマンドレット モジュールをダウンロードする方法については、「Loading the PowerShell cmdlets」をご覧ください。

新しい App-V 5.0 SP3 サーバー向けの PowerShell コマンドレット

接続グループの管理に役立つ App-V サーバー向けの新しい Windows PowerShell コマンドレットが追加されました。

コマンドレット 説明

Add-AppvServerConnectionGroupPackage

接続グループのパッケージの一覧の末尾にパッケージを追加して、接続グループ内でパッケージをオプションとして、または "バージョン指定なし" として構成できるようにします。

Set-AppvServerConnectionGroupPackage

接続グループのパッケージに関する詳細 (たとえば、パッケージがオプションかどうか) を編集することができます。

Remove-AppvServerConnectionGroupPackage

接続グループからパッケージを削除します。

PowerShell コマンドレットのヘルプの入手

コマンドレットのヘルプは、次の形式で入手できます。

形式 説明

ダウンロード可能なモジュールとして

コマンドレット モジュールをダウンロードした後で最新のヘルプを入手するには:

  1. Windows PowerShell または Windows PowerShell Integrated Scripting Environment (ISE) を開きます。

  2. 次のコマンドのいずれかを入力して、目的のモジュール用のコマンドレットを読み込みます。

 

App-V コンポーネント 入力するコマンド

App-V サーバー

Update-Help-Module AppvServer

App-V Sequencer

Update-Help-Module AppvSequencer

App-V クライアント

Update-Help-Module AppvClient

TechNet の Web ページとして

Windows PowerShell を使用した Microsoft Desktop Optimization Pack の自動化に関するページの App-V に関するノードをご覧ください。

詳細については、「PowerShell コマンドレットを読み込む方法とコマンドレットのヘルプを取得する方法」をご覧ください。

プライマリ Virtual Application ディレクトリ (PVAD) は非表示になっているがオンにできる

App-V 5.0 SP3 ではプライマリ Virtual Application ディレクトリ (PVAD) が非表示になっていますが、次のいずれかの方法を使用して、このディレクトリが表示されるように設定できます。

方法 手順

コマンド ライン パラメーターを使用する

–EnablePVADControl パラメーターを Sequencer.exe に渡します。

レジストリ サブキーを作成する

  1. レジストリ エディターで、次のキーに移動します。HKLM\SOFTWARE\Microsoft\AppV\Sequencer\Compatibility

    注意

    Compatability サブキーが存在しない場合は、このサブキーを作成する必要があります。

  2. EnablePVADControl という名前の DWORD 値を作成し、その値を 1 に設定します。

    0 は、PVAD が非表示であることを意味します。

PVAD: に関する詳細情報: Sequencer を使用してパッケージを作成する場合、パッケージの任意のインストール パスを入力できます。App-V の以前のバージョンでは、アプリケーションのプライマリ Virtual Application ディレクトリ (PVAD) をパスとして指定する必要がありました。PVAD は、App-V を使用していない場合にローカル コンピューター上でアプリケーションが通常インストールされるディレクトリです。たとえば、コンピューターに Office をインストールする場合、通常、PVAD は C:\Program Files\Microsoft Office\ となります。

App-V 公開メタデータを表示するには ClientVersion が必要

App-V 5.0 SP3 では、App-V 公開サーバーにメタデータを照会するときにアドレスに次の値を指定する必要があります。

追加の詳細情報

ClientVersion

クエリで ClientVersion パラメーターを省略した場合、メタデータから App-V 5.0 SP3 の新機能が除外されます。

ClientOS

この値は、パッケージをシーケンスするときに特定のクライアント オペレーティング システムを選択する場合にのみ指定する必要があります。既定値 (すべてのオペレーティング システム) を選択する場合は、クエリにこの値を指定しません。

クエリで ClientOS パラメーターを省略した場合、クエリからのパラメーターをすべてのオペレーティング システムをサポートするためにシーケンスされたパッケージのみがメタデータに含まれます。

このクエリの構文と例については、「App-V サーバーの公開メタデータを表示する」をご覧ください。

App-V イベント ログの統合

アプリケーションとサービス ログ/Microsoft/AppV/<App-V コンポーネント> に保存されていた次のイベント ログは、アプリケーションとサービス ログ/Microsoft/AppV/ServiceLog に移動しました。

ログを表示するには、イベント ビューアー アプリケーションで、[表示] > [分析およびデバッグ ログの表示] の順に選択します。

Client-Catalog
Client-Integration
Client-Orchestration —
Client-PackageConfig
Client-Scripting
Client-Service
Client-Vemgr
Client-VFSC
FilesystemMetadataLibrary
ManifestLibrary
PolicyLibrary
Subsystems-ActiveX
Subsystems-AppPath
Subsystems-Com
Subsystems-fta

MDOP テクノロジを入手する方法

App-V は、Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP) の一部です。MDOP はマイクロソフト ソフトウェア アシュアランスの一部です。マイクロソフト ソフトウェア アシュアランスおよび MDOP の取得の詳細については、MDOP を取得する方法に関するページをご覧ください。

APP-V への提案がございますか

こちらから提案を追加するか、提案に投票してください。App V の問題については、「APP-V に関する TechNet フォーラム」を利用してください。

関連項目

概念

App-V 5.0 SP3 リリース ノート

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MDOP の詳細については、TechNet ライブラリを参照してください。TechNet Wiki では、トラブルシューティング情報を検索できます。また、Microsoft の FacebookTwitter をフォローすることをお勧めします。
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