ビルドのキューへの配置
1 つ以上のビルド定義を作成することでビルド プロセスを定義すると、ビルド システムを活用することができます。 ほとんどのビルド プロセスは、自動トリガーで定義されます。 ビルド定義に手動トリガーと自動トリガーのどちらが含まれていても、必要な場合はいつでもビルドを手動でキューに配置することができます。
重要
Visual Studio Team Foundation Server 2013 と Visual Studio 2013 を一緒に使用する場合、ビルドをキューに入れるときにビルド プロセス パラメーターを変更しようとして問題が発生する場合があります。KB 2898341 修正プログラムを取得します。
一般的なタスク |
関連する参照先 |
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パブリック ビルドをキューに配置する: バージョン管理サーバーで、最新バージョンのソース コードをビルドする場合です。 コマンド プロンプトでパブリック ビルドをキューに配置するには、TFSBuild start コマンドを使用します。 |
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プライベート ビルドをキューに配置する: シェルブセットに加える変更をビルドする場合です。 プライベート ビルド ("関連ビルド" とも呼ばれます) を使用すると、チェックイン前にコードの変更を検証できます。 コマンド プロンプトでプライベート ビルドをキューに配置するには、/shelveset オプションを付けて TFSBuild start コマンドを使用します。 |
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完了したビルドと同じオプションを使用してパブリック ビルドまたはプライベート ビルドをキューに入れるには、[完了したビルドの再試行] を選択します。 |
完了したビルドの再試行 |
パブリック ビルド
ビルド定義で自動トリガーが指定されているかどうかにかかわらず、ビルドを手動でキューに配置することができます。
チーム エクスプローラーで、次の作業を行います。
作業するチーム プロジェクトにまだ接続されていない場合は、チーム プロジェクトに接続します。
[ホーム]、 [ビルド] の順に選択します (キーボード: Ctrl + 0、B)。
[ビルド] ページの [お気に入りのビルド定義] または [すべてのビルド定義] で、ビルド定義のコンテキスト メニューを開き、[新しいビルドをキューに配置] をクリックします。
[ビルド TeamProjectName をキューに配置] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ビルド定義] リストでは、ビルド定義が選択され、その説明が下に表示されます。 別のビルド定義をキューに配置する場合は、リストから 1 つ選択できます。
[ビルド対象の選択] の一覧で、[最新のソース] が選択されているか確認します。
(省略可能) [ビルド コントローラー] ボックスの一覧で、既定のビルド コントローラー以外のビルド コントローラーを選択します。
(省略可能) [キュー内の優先度] ボックスの一覧で、[高]、[標準以上]、[標準]、[標準以下]、[低] のいずれかをクリックします。
[位置] ボックスには、キュー内の推測されるビルドの位置が表示されます。
(省略可能) [このビルドの格納フォルダー] ボックスには、ビルド完了時にバイナリやログ ファイルなどの出力が格納される場所が示されます。 出力を別の場所に保存する場合は、このボックスにその場所のパスを入力してください。
重要
この値を変更する場合、格納フォルダーとして使用できるように準備したフォルダーを指定する必要があります。ビルド定義のステージング場所として [ビルド出力をサーバーにコピーする] を指定した場合は、この値を変更できません。
「ドロップ フォルダーのセットアップ」を参照してください。
(省略可能) [パラメーター] タブで、他のビルド定義設定を表示して、この実行に関してのみオーバーライドします。
ビルド定義が既定テンプレートまたはアップグレード テンプレートに基づいている場合、これらのパラメーターの詳細については、「ビルド プロセスに既定のテンプレートを使用」または「アップグレード中に発生した問題の解決」を参照してください。
[キュー] を選択します。
プライベート ビルド
シェルブセットに加える変更をビルドする場合は、プライベート ビルドをキューに配置します。 プライベート ビルド ("関連ビルド" とも呼ばれます) を使用すると、チェックイン前にコードの変更を検証できます。 チェックイン前に変更のプライベート ビルドを実行することで、夜間ビルドなど、チームが定期的に実行するビルドが中断する可能性を下げることができます。
プライベート ビルドとパブリック ビルドの違い
完了したプライベート ビルドの結果は、次の点で完了したパブリック ビルドと異なります。
プライベート ビルドは、シェルブセットでの変更が含まれるコードをビルドするゲート チェックイン ビルドと似ています。 ただし、プライベート ビルドの後は、ゲート チェックイン ビルドの後のように変更は自動的にチェックインされません。
このビルドでは、ソースにラベルを付けたり、失敗時に作業項目を作成したり、変更セットと作業項目を関連付けたりしません。
ビルド エクスプローラーでは、完了したビルドが次のアイコンの横に表示されます。
完了したビルドには、Build N (N は一意の整数値) の形式を使用して名前が付けられます。 この形式は、[ビルド番号形式] パラメーターを使用して指定するパブリック ビルドの形式とは異なります。
ビルド定義ごとに、別個の (および必要に応じて異なる) アイテム保持ポリシーを指定して、システムに保存される完了したプライベート ビルドの数を制限します。
プライベート ビルドをキューに配置する
チーム エクスプローラーで、次の作業を行います。
作業するチーム プロジェクトにまだ接続されていない場合は、チーム プロジェクトに接続します。
[ホーム]、 [ビルド] の順に選択します (キーボード: Ctrl + 0、B)。
[ビルド] ページの [お気に入りのビルド定義] または [すべてのビルド定義] で、ビルド定義のコンテキスト メニューを開き、[新しいビルドをキューに配置] をクリックします。
[ビルド TeamProjectName をキューに配置] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ビルド定義] リストでは、ビルド定義が選択され、その説明が下に表示されます。 別のビルド定義をキューに配置する場合は、リストから 1 つ選択できます。
[ビルド対象の選択] ボックスの一覧で、[シェルブセットを持つ最新のソース] を選択します。
[シェルブセット名] ボックスが表示されます。
次のいずれかの手順を実行します。
既存のシェルブセットがある場合は、その名前を [シェルブセット名] ボックスに入力するか、省略記号 ([…]) ボタンを選択してシェルブセットを検索します。
保留中の変更をワークスペースからシェルブセットに追加し、それらの変更をビルドするには、[作成] を選択します。
(省略可能) ビルドが成功し、シェルブセットで変更をチェックインする場合は、[ビルド成功後に変更をチェックイン] チェック ボックスをオンにします。
重要
このチェック ボックスをオンにした場合、ビルドはプライベート ビルドではなくゲート チェックイン ビルドとして実行されます。ゲート チェックイン ビルドの詳細については、「変更内容を検証するためのゲート チェックイン ビルド プロセスの定義」を参照してください。
(省略可能) [ビルド コントローラー] ボックスの一覧で、既定のビルド コントローラー以外のビルド コントローラーを選択します。
(省略可能) [キュー内の優先度] ボックスの一覧で、[高]、[標準以上]、[標準]、[標準以下]、[低] のいずれかをクリックします。
[位置] ボックスには、キュー内の推測されるビルドの位置が表示されます。
(省略可能) [パラメーター] タブで、他のビルド定義設定を表示して、この実行に関してのみオーバーライドします。
ビルド定義が既定テンプレートまたはアップグレード テンプレートに基づいている場合、これらのパラメーターの詳細については、「ビルド プロセスに既定のテンプレートを使用」または「アップグレード中に発生した問題の解決」を参照してください。
[キュー] を選択します。
完了したビルドの再試行
ビルド プロセスに変更を加える可能性をテストしたり、オプションを試したりする場合は、現在完了しているビルドをキューに配置したときに指定したのと同じオプションを使用して、パブリック ビルドまたはプライベート ビルドをすばやくキューに配置できます。
チーム エクスプローラーで、次の作業を行います。
作業するチーム プロジェクトにまだ接続されていない場合は、チーム プロジェクトに接続します。
[ホーム] を選択し、 [ビルド] を選択します。
[ビルド] ページの [マイ ビルド] で、完了したビルドのコンテキスト メニューを開き、[ビルドの再試行] をクリックします。