方法: Web パフォーマンス テスト API を使用する
発行: 2016年7月
Web パフォーマンス テストのコードを記述できます。 Web パフォーマンス テスト API は、コード化された Web パフォーマンス テスト、Web パフォーマンス テスト プラグイン、要求プラグイン、要求、抽出規則、検証規則を作成するために使用します。 これらの種類を構成するクラスは、この API のコア クラスです。 この API の他の種類は、WebTest オブジェクト、WebTestPlugin オブジェクト、WebTestRequestPlugin オブジェクト、WebTestRequest オブジェクト、ExtractionRule オブジェクト、および ValidationRule オブジェクトの作成をサポートするために使用されます。 カスタマイズされた Web パフォーマンス テストを作成するには、Microsoft.VisualStudio.TestTools.WebTesting 名前空間を使用します。
また、Web パフォーマンス テスト API を使用して、プログラムにより宣言 Web パフォーマンス テストを作成および保存することもできます。 それを行うには、DeclarativeWebTest クラスと DeclarativeWebTestSerializer クラスを使用します。
ヒント
オブジェクト ブラウザーを使用して、Microsoft.VisualStudio.TestTools.WebTesting 名前空間を調べます。Visual C# エディターおよび Visual Basic エディターの両方では、この名前空間のクラスを使用したコーディングの IntelliSense サポートを提供しています。
ロード テスト用のプラグインを作成することもできます。 詳細については、「方法 : ロード テスト API を使用する」および「方法 : ロード テスト プラグインを作成する」を参照してください。
必要条件
- Visual Studio Enterprise
WebTesting 名前空間を使用するには
Web パフォーマンス テストが含まれている、Web パフォーマンスとロード テストのプロジェクトを開きます。
詳細については、「Web パフォーマンス テストの作成と編集」を参照してください。
Visual C# または Visual Basic のクラス ライブラリ プロジェクトをテスト ソリューションに追加します。
Web パフォーマンスとロード テストのプロジェクトの参照をクラス ライブラリ プロジェクトに追加します。
Microsoft.VisualStudio.QualityTools.WebTestFramework DLL への参照をクラス ライブラリ プロジェクトに追加します。
クラス ライブラリ プロジェクトのクラス ファイルで、using 名前空間の Microsoft.VisualStudio.TestTools.WebTesting ステートメントを追加します。
WebTestPlugin インターフェイスを実装するクラスを作成します。
プロジェクトをビルドします。
Web パフォーマンス テスト エディターを使用して、新しい Web パフォーマンス テスト プラグインを追加します。
ツール バーの [Web テスト プラグインの追加] を選択します。
[Web テスト プラグインの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[プラグインの選択] で、Web パフォーマンス テスト プラグイン クラスを選択します。
[選択したプラグインのプロパティ] ペインで、実行時に使用するプラグインの初期値を設定します。
注意
プラグインのプロパティをパブリック、設定可能、および基本型 (整数型、ブール型、文字列型など) として設定して、任意の数だけ公開できます。Web パフォーマンス テスト プラグインのプロパティは、後で [プロパティ] ウィンドウを使用して編集することもできます。
[OK] をクリックします。
Web パフォーマンス テストを実行します。
WebTestPlugin の実装例については、「方法: Web パフォーマンス テスト プラグインを作成する」を参照してください。
参照
Microsoft.VisualStudio.TestTools.WebTesting
ロード テスト用のカスタム コードおよびカスタム プラグインの作成
方法 : ロード テスト API を使用する
方法: Web パフォーマンス テスト プラグインを作成する