次の方法で共有


他のワークフローとのやり取り

ワークフローのインスタンスが Web サービスとして公開されると、ワークフローは互いに通信することができます。1 つのワークフローが別のワークフローと通信する必要がある場合、そのワークフローは別のワークフローに対する Web サービス呼び出しを行います。

ワークフロー インスタンス間で通信するには、次の手順に従います。

  • 両方のワークフローを Web サービスとして公開します。

  • WebServiceInputActivity アクティビティがワークフロー内に適切に含まれていることを確認します。詳細については、「WebServiceInputActivity アクティビティの使用」を参照してください。

  • インターフェイス メソッドに戻り値がある場合には、適切な WebServiceOutputActivity アクティビティを使用します。

  • ワークフローが公開されると、通信の準備が整ったことになります。呼び出し元のワークフローで、InvokeWebServiceActivity アクティビティを使ってターゲット ワークフローを呼び出します。その際、Web サービス記述言語 (WSDL) から生成されるターゲット ワークフローのプロキシを使用します。WSDL の詳細については、MSDN ライブラリを参照してください。

ワークフローの 1 つのインスタンスが別のインスタンスと通信する必要がある場合には、そのインスタンスは別のインスタンスのプロキシを使用します。InvokeWebServiceActivity アクティビティを使用することにより、プロキシを介して Web サービス呼び出しを行います。受信側のワークフローでは、WebServiceInputActivity アクティビティが呼び出しを受け取ります。この時点で、そのワークフローはアクションを実行した後、WebServiceOutputActivity アクティビティを使って呼び出し側ワークフローに戻り値を送ることができます。WebServiceOutputActivity アクティビティは、WebServiceInputActivity アクティビティによって確立されたのと同じセッションを使用します。

詳細については、「Web サービスとしてのワークフローの展開」および「ワークフローからの Web サービスの呼び出し」を参照してください。

関連項目

参照

InvokeWebServiceActivity
WebServiceInputActivity
WebServiceOutputActivity

概念

Web サービスとしてのワークフローの展開
InvokeWebServiceActivity アクティビティの使用
WebServiceInputActivity アクティビティの使用
WebServiceOutputActivity アクティビティの使用

その他の技術情報

Web Service Sample

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