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ステート マシン ワークフロー

ワークフローをステート マシン スタイルで作成する場合は、ワークフローをステート マシンとしてモデル化します。ワークフロー自体は、ステート (状態) の集合で構成されます。1 つのステートが開始状態として設定されます。各ステートは特定のイベント セットを受信できます。イベントに基づいて、別のステートへの移行を実行できます。ステート マシン ワークフローには最終ステートを定義できます。最終ステートに移行すると、ワークフローは完了します。

次のフローチャートに、ステート マシン ワークフローの例を示します。

ステート マシン ワークフロー

ステート マシン ワークフローの例

次の表は、Windows Workflow Foundation 基本アクティビティ ライブラリに含まれるステート マシン関連アクティビティの一覧です。

アクティビティ 説明

EventDrivenActivity

外部イベントによって実行開始されるステートに使用されます。EventDrivenActivity アクティビティは、IEventActivity インターフェイスを実装するアクティビティを、最初の子アクティビティとして持つ必要があります。詳細については、「EventDrivenActivity アクティビティの使用」を参照してください。

SetStateActivity

新しいステート (状態) への移行を指定します。詳細については、「SetStateActivity アクティビティの使用」を参照してください。

StateActivity

ステート マシン内のステート (状態) を表します。追加の State アクティビティが含まれる場合があります。詳細については、「StateActivity アクティビティの使用」を参照してください。

StateInitializationActivity

あるステートに移行する (他のアクティビティも同時に指定可) と実行されます。詳細については、「StateInitializationActivity アクティビティの使用」を参照してください。

StateFinalizationActivity

StateActivity アクティビティを終了するときに、格納されているアクティビティを実行します。詳細については、「StateFinalizationActivity アクティビティの使用」を参照してください。

ワークフロー作成スタイルの詳細については、「ワークフローの作成スタイル」を参照してください。

関連項目

概念

シーケンシャル ワークフロー
ワークフローの作成スタイル
EventDrivenActivity アクティビティの使用
SetStateActivity アクティビティの使用
StateActivity アクティビティの使用
StateInitializationActivity アクティビティの使用
StateFinalizationActivity アクティビティの使用

その他の技術情報

ワークフローの開発

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