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サブスクリプション ミラーリングの概要

Microsoft® .NET Alerts サブスクリプション ミラーリング プロトコルは、.NET Alerts プロバイダがユーザーに代わって申し込み内容の作成や変更を行うために .NET Alerts サービスと情報をやり取りする方法を定義します。ユーザーが .NET Alerts プロバイダの Web サイトから通知を申し込むと、そのユーザーは Microsoft .NET Passport システムによって認証され、自動的に .NET Alerts サブスクリプション ミラーリング サービスにリダイレクトされます。.NET Alerts 申込者データベースに申し込み内容が登録されると、自動的に元の .NET Alerts プロバイダのサイトにリダイレクトされます。元のサイトにリダイレクトされるときに、操作が成功したかどうかを示す状態情報も返されます。呼び出しが成功した場合は、申し込みデータが .NET Alerts プロバイダの申込者データベースに記録されます。

Microsoft .NET Alerts は、オプトイン サービスです。このプロトコルは、通知を申し込むユーザーの意思を確認するために使用され、ユーザーに .NET Passport へのサインインを要求することによって、ユーザーの同意なしに申し込みが行われないようにします。申し込みをしていないユーザーに送信された通知は、.NET Alerts ルーティング エンジンによって削除されます。 

プロセス フロー

申し込み作成時の一般的なプロセス フローの概要を次に示します。

  1. ユーザーが通知を申し込むためにサイト上の [Alert Me] アイコンをクリックします。
  2. HTTP を使用して Microsoft .NET Alerts サブスクリプション ミラーリング ページにユーザーをリダイレクトします。リダイレクト用 URL には、認証トークンなど、いくつかのパラメータを含めます。サブスクリプション ミラーリングのパラメータの詳細については、「サブスクリプション ミラーリング リファレンス」を参照してください。
  3. Microsoft .NET Alerts Web サイトでは、ユーザーが新しい申し込みに対する配信設定を指定するためのページを表示します。このページは、Microsoft .NET Alerts Web サイトにあるページではありませんが、コブランディング テンプレートで指定したサイトのブランディングを使用して表示されます。
  4. ユーザーが申し込みの配信設定を選択した後に、申し込みが正しく作成されたこと、および配信設定が記録されたことを示す確認ページが表示されます。このページも、配信設定のページと同様に、コブランディングされます。
  5. ユーザーは、元のサイト、つまり、最初のサブスクリプション ミラーリング呼び出しで指定した return URL にリダイレクトされます。return URL にリダイレクトされるときに、呼び出しが成功したかどうかを示す状態情報も返されます。
  6. サブスクリプション ミラーリング呼び出しが成功した場合は、申込者データベースに新しい申し込みのレコードを作成します。

次の図は、.NET Alerts プロバイダのサイトから Microsoft .NET Alerts の Web サイトに移動して再び元のサイトに戻るフローを示しています。

ユーザーの視点から見た申し込みプロセスの詳細については、「通知を申し込む」を参照してください。

関連項目

サブスクリプション ミラーリング リファレンス

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