手順 2 : Web 参照を追加する
最終更新日: 2008年5月30日
適用対象: SharePoint Server 2010
Web サービス探索は、クライアントが Web サービスを検索してそのサービスの説明を取得するのに使用するプロセスです。Visual Studio での Web サービス探索プロセスには、事前定義されたアルゴリズムに従って Web サイトを調べる作業が含まれます。このプロセスの目的は、サービスの説明 (これは Web Services Description Language (WSDL) を使用した XML ドキュメント) を見つけることです。
サービスの説明には、利用可能なサービスおよびこれらのサービスと情報をやりとりする方法が記述されています。サービスの説明がないと、Web サービスとプログラム的に情報をやりとりすることができません。
アプリケーションには、Web サービスと通信する手段および実行時に Web サービスを見つける手段が必要です。Web 参照を Web サービスのプロジェクトに追加すると、Web サービスをインターフェイスで接続して Web サービスのローカルの表示を提供するプロキシ クラスを生成することによって、これが実現されます。詳細については、Microsoft Visual Studio 2005 のマニュアルの「Web References and Generating an XML Web Service Proxy」(英語) を参照してください。
Web 参照を追加するには
[プロジェクト] メニューで [Web 参照の追加] をクリックします。
[Web 参照の追加] ダイアログ ボックスの [URL] ボックスで、Excel Web Services のサービスの説明を取得するために http://<server>/<customsite>/_vti_bin/excelservice.asmx、http://<server>/_vti_bin/excelservice.asmx などの URL を入力します。それから [検索] をクリックして Web サービスに関する情報を取得します。
注意
[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウにある [Web 参照の追加] ダイアログ ボックスを、[参照設定] を右クリックして [Web 参照の追加] を選択することで開くこともできます。
[Web 参照名] ボックスで Web 参照の名前を ExcelWebService に変更します。
[参照の追加] をクリックして、ターゲット Web サービスの Web 参照を追加します。
Visual Studio はサービスの説明をダウンロードして、アプリケーションと Excel Web Services の間をインターフェイスで接続するプロキシ クラスを生成します。
詳細については、「SOAP API にアクセスする」を参照してください。
関連項目
タスク
手順 1 : Web サービス クライアント プロジェクトを作成する
[ウォークスルー] Excel Web Services を使用してカスタム アプリケーションを開発する