メッセージング レコード管理用のパフォーマンス カウンタ
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-03-22
管理フォルダ アシスタントが Exchange 2007 のメッセージング レコード管理 (MRM) を実装しているので、このトピックで説明する 9 つのパフォーマンス カウンタは、管理フォルダ アシスタントを監視します。管理フォルダ アシスタントの実行には大量のリソースが必要なので、サーバーが余分な負荷に耐えられるときにだけ実行し、管理フォルダ アシスタントの実行中にサーバーのパフォーマンスを監視する必要があります。このトピックで示すパフォーマンス カウンタに加えて、ディスク パフォーマンスや CPU の使用量などを監視する他のパフォーマンス カウンタも使用できます。
MRM を実行するコンピュータの監視に関する詳細については、「メッセージング レコード管理の監視」を参照してください。
メッセージング レコード管理用のパフォーマンス カウンタ
メッセージング レコード管理用のパフォーマンス カウンタ
パフォーマンス カウンタ | パフォーマンス オブジェクト | 説明 |
---|---|---|
Average Mailbox Processing Time In seconds |
MSExchange Assistants |
Average Mailbox Processing Time In seconds は、時間ベースのアシスタントに対するメールボックスの平均処理時間です。 |
Mailboxes Processed |
MSExchange Assistants |
Mailboxes processed は、サービスが開始してから時間ベースのアシスタントが処理したメールボックスの数です。 |
Mailboxes processed/sec |
MSExchange Assistants |
Mailboxes processed/sec は、時間ベースのアシスタントが処理したメールボックスの 1 秒あたりの数です。 |
Items Deleted but Recoverable |
MSExchange Managed Folder Assistant |
Items Deleted but Recoverable は、最新のスケジュール間隔の開始以降に、管理フォルダ アシスタントによって削除されたアイテムの合計数です。ただし、アイテムは削除済みアイテム収集機能によってまだ回復可能です。この値は、スケジュール間隔中に処理されるように予定されたメールボックスと、管理者が処理するように指定した任意のメールボックスの両方に含まれるアイテムの合計数です。このカウンタは、各スケジュール間隔の開始時に 0 にリセットされます。 |
Items Journaled |
MSExchange Managed Folder Assistant |
Items Journaled は、最新のスケジュール間隔の開始以降に、管理フォルダ アシスタントによって記録されたアイテムの合計数です。この値は、スケジュール間隔中に処理されるように予定されたメールボックスと、管理者が処理するように指定した任意のメールボックスの両方に含まれるアイテムの合計数です。このカウンタは、各スケジュール間隔の開始時に 0 にリセットされます。 |
Items Marked as Past Retention Date |
MSExchange Managed Folder Assistant |
Items Marked as Past Retention Date は、最新のスケジュール間隔の開始以降に、管理フォルダ アシスタントによって保存期限切れとマークされたアイテムの合計数です。この値は、スケジュール間隔中に処理されるように予定されたメールボックスと、管理者が処理するように指定した任意のメールボックスの両方に含まれるアイテムの合計数です。このカウンタは、各スケジュール間隔の開始時に 0 にリセットされます。 |
Items Moved |
MSExchange Managed Folder Assistant |
Items Moved は、最新のスケジュール間隔の開始以降に、管理フォルダ アシスタントによって移動されたアイテムの合計数です。この値は、スケジュール間隔中に処理されるように予定されたメールボックスと、管理者が処理するように指定した任意のメールボックスの両方に含まれるアイテムの合計数です。このカウンタは、各スケジュール間隔の開始時に 0 にリセットされます。 |
Items Permanently Deleted |
MSExchange Managed Folder Assistant |
Items Permanently Deleted は、は、最新のスケジュール間隔の開始以降に、管理フォルダ アシスタントによって完全に削除されたアイテムの合計数です。この値は、スケジュール間隔中に処理されるように予定されたメールボックスと、管理者が処理するように指定した任意のメールボックスの両方に含まれるアイテムの合計数です。このカウンタは、各スケジュール間隔の開始時に 0 にリセットされます。 |
Items Subject to Retention Policy |
MSExchange Managed Folder Assistant |
Items Subject to Retention Policy は、最新のスケジュール間隔の開始以降に、管理フォルダ アシスタントのアイテム保持ポリシーに従う必要のあるアイテムの合計数です。この値は、スケジュール間隔中に処理されるように予定されたメールボックスと、管理者が処理するように指定した任意のメールボックスの両方に含まれるアイテムの合計数です。このカウンタは、各スケジュール間隔の開始時に 0 にリセットされます。このカウンタは、有効期限関連の 4 つのカウンタ、Items Journaled、Items Marked as Past Retention Date、Items Moved、および Items Permanently Deleted の合計です。 |
詳細情報
MRM でのパフォーマンス モニタ (Perfmon.exe) の実行に関する詳細については、「メッセージング レコード管理のパフォーマンス カウンタを表示する方法」を参照してください。
管理フォルダ アシスタントの実行の詳細については、「管理フォルダ アシスタントをスケジュールする方法」を参照してください。
MRM の詳細については、「メッセージング レコード管理について」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。