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UM IP ゲートウェイの IP アドレスを構成する

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2012-07-23

ユニファイド メッセージング (UM) IP ゲートウェイを作成する場合は、使用している IP ゲートウェイ、またはセッション開始プロトコル (SIP) 対応の IP 構内交換機 (PBX) 上で構成されている IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) を定義する必要があります。ただし、IP アドレスは UM IP ゲートウェイの作成後に変更することができます。UM IP ゲートウェイに構成される IP アドレスは、IP ゲートウェイまたは SIP 対応の IP PBX のネットワークまたは LAN インターフェイスに構成される IP アドレスです。UM IP ゲートウェイを IP アドレスを指定して作成し、Get-UMIPgateway コマンドレットを使用してその UM IP ゲートウェイのプロパティを表示する場合は、IP アドレスは使用できません。UM IP ゲートウェイの名前を使用する必要があります。たとえば、Get-UMIPGatewayMyUMIPGateway のように指定します。

UM IP ゲートウェイで構成できるのは、IPv4 IP アドレスのみです。[IP Address] フィールドでは IPv6 アドレスを受け付けることができます。ただし、IPv6 はサポートされていません。

重要

FQDN を使用して UM IP ゲートウェイを作成している場合、UM IP ゲートウェイの DNS 構成が変更されたら、Active Directory ディレクトリ サービスで UM IP ゲートウェイの構成情報が正しく更新されるようにするために、UM IP ゲートウェイを無効にしてから再度有効にする必要があります。

UM IP ゲートウェイに関連する他の管理タスクについては、「UM IP ゲートウェイの管理」を参照してください。

前提条件

EMC を使用して UM IP ゲートウェイで IP アドレスを構成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「ユニファイド メッセージングのアクセス許可」の「UM IP ゲートウェイ」。

  1. コンソール ツリーで、[組織の構成] > [ユニファイド メッセージング] にアクセスします。

  2. 作業ウィンドウで、[UM IP ゲートウェイ] タブをクリックします。

  3. 変更する UM IP ゲートウェイを選択し、操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。

  4. UM IP ゲートウェイの [プロパティ] ページの [IP アドレス] で、IP ゲートウェイまたは IP PBX の IP アドレスを入力します。

    注意

    UM IP ゲートウェイで IP アドレスではなく FQDN を使用する場合は、DNS レコードが正しく作成されていることを確認してください。

  5. [OK] をクリックして変更を保存します。

シェルを使用して UM IP ゲートウェイで IP アドレスを構成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「ユニファイド メッセージングのアクセス許可」の「UM IP ゲートウェイ」。

この例では、10.10.10.1 の IP アドレスを使用して MyUMIPGateway という名前の UM IP ゲートウェイを構成します。

Set-UMIPGateway -Identity MyUMIPGateway -Address 10.10.10.1

この例では、10.10.10.10 の IP アドレスを使用して MyUMIPGateway という名前の UM IP ゲートウェイを構成し、TCP ポート 5061 で SIP 要求をリッスンします。

Set-UMIPGateway -Identity MyUMIPGateway -Address 10.10.10.10 -Port 5061

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-UMIPGateway」を参照してください。

その他のタスク

UM IP ゲートウェイの IP アドレスを変更した後、次の操作も実行できます。

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