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アプリケーション ログのサイズ

[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]  

トピックの最終更新日: 2006-11-09

Microsoft® Exchange Server アナライザ ツールは、次のレジストリ エントリを読み取り、アプリケーション ログ ファイルの最大サイズを判断します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\MaxSize

MaxSize の値が 41,943,040 バイト (40 MB) より小さいことが検出されると、ベスト プラクティスのメッセージが表示されます。

既定では、アプリケーション ログ ファイルの最大ログ サイズは、Windows Server 2003 の場合は 16,777,216 バイト (16384 KB)、Windows 2000 Server の場合は 524,288 バイト (512 KB) です。Exchange Server を実行しているコンュータでのベスト プラクティスとして、アプリケーション ログ ファイルの最大サイズを 40MB (40,960KB として入力) 以上に設定することをお勧めします。アプリケーション ログ ファイルのサイズを大きくすると、保持されるアプリケーション イベントの数が増加します。追加されたイベント情報は、トラブルシューティング時に役立ちます。

アプリケーション ログの最大サイズを大きくするには

  1. [イベント ビューア] Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを開きます。

  2. [アプリケーション] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [全般] タブで、[ログ サイズ][最大ログ サイズ] ボックスに**「40960」以上の値を入力し、[OK]** をクリックします。