Windows Management Instrumentation にアクセスできない
[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]
トピックの最終更新日: 2010-01-13
Microsoft Exchange アナライザ ツールは、クラスタ ノード上で Windows Management Instrumentation (WMI) プロバイダ機能が正しく構成されているかどうかを確認します。Exchange アナライザにより Exchange 環境に関する正確なレポートが提供されるようにするには、クラスタ内のすべてのコンピュータで WMI プロバイダが正しく構成されている必要があります。WMI プロバイダが正しく構成されていない場合は、次のエラー メッセージが表示されます。
Exchange サーバー: WMI にアクセスできません。サーバー Server_Name の Windows Management Instrumentation (WMI) リポジトリに接続できません。ネットワークまたはアクセス許可の問題が原因として考えられます。 |
このエラーに対処するには、WMI のトラブルシューティングに使用する WMI 診断ユーティリティを入手します。このユーティリティの入手方法については、「The WMI Diagnosis Utility -- Version 2.0」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=141928) を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。WMI 診断ツールは、WMI のインストールのテスト、検証、および分析に使用される VBScript ベースのツールです。WMI 診断ユーティリティの使用方法、およびこのユーティリティで検出される可能性のあるエラーの修正方法に関する詳細な説明については、ダウンロード パッケージに付属のドキュメント「WMIDiag」を参照してください。