Windows SharePoint Services が提供するインターフェイスによって、開発者は Windows SharePoint Services をログ メッセージをトレースするために割り当てるカテゴリに公開します。Windows SharePoint Services は、このインターフェイスを実装するサーバー ファームでサービスを探します。サービスがインターフェイスを実装する場合、Windows SharePoint Services はサービスに対してそのサービスに定義されたカテゴリのクエリを実行し、サーバーの全体管理ユーザー インターフェイスでそれらのカテゴリを表示します。次に、管理者はサーバーの全体管理ユーザー インターフェイスを使用して、それらのカテゴリの管理および更新を行います。
IDiagnosticsManager インターフェイス
アプリケーションのトレース ログ カテゴリを Windows SharePoint Services に公開するには、そのサービスが IDiagnosticsManager インターフェイスを実装する必要があります。このインターフェイスは、トレース ログ カテゴリ コレクションを表し、個々のトレース ログ カテゴリを取得、更新、およびリセットするためのメソッドが含まれます。
IDiagnosticsLevel インターフェイス
各トレース ログ カテゴリは、IDiagnosticsLevel クラスによって表されます。このクラスには、カテゴリの ID と名前、およびカテゴリは非表示かどうかを返すメソッドが含まれます。また、トレース ログ カテゴリのイベントとトレースの重要度を設定できるようにするメソッドも含まれます。