コンテンツの移行

SharePoint のコンテンツ移行機能は、Windows SharePoint Services Web サイトにコンテンツおよび依存関係を移行するための柔軟性の高い一連のアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) を提供します。このコンテンツは別の SharePoint Web または外部ソースを移行元とすることができます。

SharePoint のコンテンツ移行機能はエクスポート/インポート モデルを採用しています。そのため、まずコンテンツ移行パッケージ (複数のパッケージ) に配置するデータ ファイルに Web サイト データ、依存関係、サイト構造をエクスポートしてから、移行先でコンテンツ移行パッケージをインポートし、コンテンツを展開し、移行対象のデータ、依存関係、構造を再構成します。

コンテンツ移行オブジェクト モデル (Microsoft.SharePoint.Deployment 名前空間の API) は柔軟性の高いモデルです。Web サイト全体を一括して移行することも、細かい増分更新によって少しずつ移行することもできます。この API は詳細に制御できるため、リスト アイテム単位やライブラリ アイテム単位などのレベルで移行操作を実装できます。

注意

移行オブジェクト モデルを使用したカスタム コードの作成は、プログラムによってコンテンツを移行する場合の最も柔軟性の高い方法です。基本的なエクスポート/インポートタスクのみが必要な場合は、STSADM ユーティリティや websvcSites Web サービスの Web メソッドを使用できます。詳細については、「コンテンツの移行の概要」を参照してください。

In This Section

コンテンツの移行の概要

SharePoint.Deployment API およびコンテンツ移行 XML スキーマを使用したコンテンツの移行に関する概要を示します。

コンテンツの移行タスク

コンテンツの移行に必要なさまざまな重要な作業について説明する [方法] およびタスクを示す一連のトピック。

コンテンツ移行 XML スキーマのリファレンス

SharePoint コンテンツ移行パッケージのエクスポート/インポート操作に使用する 8 個の XML スキーマ (.xsd) ファイルに関する参照ドキュメント。

Microsoft.SharePoint.Deployment

アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の管理参照ドキュメント。これらの API を使用して、SharePoint の移行および展開タスクのカスタム コードを作成できます。

See Also

その他のリソース

Windows SharePoint Services でのプログラミング