変更ログおよびアプリケーションの同期

バージョン 3.0 では、カスタム アプリケーションと Windows SharePoint Services の同期が大幅に簡単になっています。Windows SharePoint Services プラットフォームに組み込まれているアプリケーションは、変更ログを使用してデータを同期できます。変更ログをクエリすることで、クライアントは最後の同期操作以降に変更されたコンテンツを判断できます。さらに、変更ログ構造と API を使用すると、異なるスコープで変更を簡単に照会できます。

変更ログは、コンテンツ データベースの EventCache テーブルに保持されます。このテーブルには、変更されたデータベース コンテンツに関する情報が格納されます。変更ログ内の各エントリには、変更された SharePoint オブジェクトに関する情報が含まれています。オブジェクト自体は変更ログに格納されません。変更ログ エントリはオブジェクトへのポインタとして機能します。したがって、クライアントは変更ログ エントリを使用してオブジェクトを取得し、置き換えたり更新したりできます。

このセクションの内容

概要 : 変更トークン、オブジェクトの種類、および変更の種類

変更ログの範囲

オブジェクトのクエリの変更を使用する

特定の変更のクエリ