サイト定義 (Onet.xml) ファイル
Onet.xml ファイルでは、サイト定義の構成内で Feature 要素を使用して、フィーチャーのインスタンスへの参照と既定のプロパティ値を含めることができます。Configuration 要素では、SharePoint サイトの作成時に使用するリストおよびモジュールを指定します。サイト定義で使用される形式および要素の詳細については、「サイト スキーマ」を参照してください。
Windows SharePoint Services 3.0 のサイト定義ファイルの形式は、Windows SharePoint Services 2.0 での Onet.xml のサイト定義ファイルの形式との完全な下位互換性があります。
Windows SharePoint Services は、Onet.xml ファイル内に指定されているフィーチャーを、記述されている順にアクティブ化します。このため、フィーチャー間で依存関係がある場合は、依存されるフィーチャーを先に指定し、依存するフィーチャーを後で指定する必要があります。
例
次の例では、サイト定義の構成内で Feature 要素を使用して、フィーチャーとフィーチャー プロパティを指定しています。
<Configuration ID="0" Name="Publishing">
<Lists>
<List Title="Web Part Gallery" Type="113" Url="_catalogs/wp"
RootWebOnly="True" />
</Lists>
<SiteFeatures>
<Feature ID="AEBC918D-B20F-4a11-A1DB-9ED84D79C87E"/>
</SiteFeatures>
<WebFeatures>
<Feature ID="22A9EF51-737B-4ff2-9346-694633FE4416">
<Properties xmlns="https://schemas.microsoft.com/sharepoint/">
<Property Key="ChromeMasterUrl" Value=""/>
<Property Key="WelcomePagePageLayoutUrl" Value=""/>
<Property Key="WelcomePageUrl" Value=""/>
</Properties>
</Feature>
<Feature ID="23BCB938-F4B5-42a4-8050-F8CB92EF4078">
<Properties xmlns="https://schemas.microsoft.com/sharepoint/">
<Property Key="CopyLayouts" Value="true"/>
</Properties>
</Feature>
</WebFeatures>
<Modules></Modules>
</Configuration>
WebTemp ファイル
Windows SharePoint Services 3.0 の Web テンプレート (WebTemp.xml) ファイルは以前のバージョンと同じです。webtempABC.xml (ABC は、ロードする主要なサイト定義が格納されているディレクトリの名前) という形式のファイル名で、\\TEMPLATE\LCID\XML ディレクトリに置かれています。