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2007 Office system のアプリケーションで使用されるインターネット サイトの URL アドレス

更新日: 2008年11月

適用対象: Office Resource Kit

 

トピックの最終更新日: 2008-11-19

この記事の内容 :

  • インターネット リソースを使用する Office 機能

  • Office アプリケーションで使用されるインターネット サイトのアドレス

ここでは、2007 Microsoft Office system アプリケーションで使用される URL (Uniform Resource Locator) アドレスの一覧を示します。Office アプリケーションを使用して Microsoft から入手できるコンテンツの種類には、ツール、クリップアート、トレーニング コース、テクニカル サポート、ナレッジ ワーカーが使用するその他の情報およびリソースがあります。

全体的なセキュリティ戦略の一環として、組織では、内部ネットワークとインターネット間の通信を管理する、会社のファイアウォールのコンポーネントであるプロキシ サーバーを使用して、インターネットへのアクセスを制御します。IT 環境をインターネット ベースの脅威から保護するために、管理者は Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server を使用できます。ISA Server については、「Forefront エッジ セキュリティ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=107448\&clcid=0x411) を参照してください。

組織では、生産性からセキュリティまでさまざまな理由から、ユーザーによるインターネットへのアクセスをブロックします。管理者は、インターネット アクセスを無効にする前に、ユーザーの生産性を向上させるために 2007 Office system が Web 上のリソースを使用するように設計されていることを考慮する必要があります。インターネット アクセスをブロックすることを決定する場合は、組織の特定のセキュリティ要件に基づく必要があります。

ここでは、Office アプリケーションで使用される URL の一覧を示すことのみを目的としてます。セキュリティ ガイドラインについては、次のリソースを参照してください。

インターネット リソースを使用する Office 機能

以下のセクションでは、インターネット リソースを使用する 2007 Office system 機能の例を説明します。

拡張エラー メッセージ

技術的に "拡張エラー メッセージ (追加ヘルプ付き)" と呼ばれる、2007 Office system のこの機能では、一般的に発生するエラーに関する情報が提供されます。これらのエラーの多くは、Office 機能の使用方法が誤っている場合に発生します。一般的な拡張メッセージには、エラー メッセージの発生原因となった条件を回避する方法に関するヒントが含まれています。この機能では、使用するエラー メッセージを Microsoft が更新または追加するために、インターネット アクセスが必要です。ユーザーがこれらの更新情報を受信するには、カスタマ エクスペリエンス向上プログラムに参加する必要があります。

カスタマ エクスペリエンス向上プログラム

カスタマ エクスペリエンス向上プログラムは、お客様が製品をどのように使用しているかを Microsoft が知るための手段です。プログラムに参加しているユーザーのコンピュータでは、スケジュールされた間隔で統計情報の一覧が生成されます。この一覧は、その後、ユーザーのコンピュータに余裕があるときに、インターネットを使用して Microsoft へ送信されます。プログラムに参加していないユーザーの統計情報は送信されず、拡張エラー メッセージがダウンロードされません。

[リサーチ] オプション

ユーザーは、Microsoft Office Word 2007、Microsoft Office Excel 2007、Microsoft Office PowerPoint 2007、および Microsoft Office Outlook 2007 の [リサーチ] オプションを使用して、辞書、百科事典、ニュース ワイヤ、翻訳サービス、Web 検索エンジンなど、さまざまな情報にアクセスできます。これらのサービスには、[リサーチ] 作業ウィンドウに定義済みの URL を使用してアクセスします (Excel、Word、および PowerPoint で [校閲] タブをクリックして、[ 文章構成] グループの [リサーチ] をクリックします)。サービスは、企業イントラネット (カスタム サービス) 上、Microsoft Web サイト上、またはサード パーティの Web サイト上に存在します。

Microsoft Office Online

Microsoft Office Online Web サイトは、2007 Office system 製品およびサービスのサポートと機能を向上させるための情報を提供する複数の専用サイトへの入り口の役割を果たします。このサイトには、テンプレート ギャラリー、クリップアートとメディア (クリップアートがあります)、Microsoft Office アシスタント、Office のダウンロード ページ、Office Update (セキュリティ更新プログラムおよび製品の更新プログラム用)、プラットフォーム別の関連サイトへのリンク、開発者向けの関連サイトへのリンク、多言語で発生する問題についての関連サイトへのリンクがあります。

Information Rights Management

IRM (Information Rights Management) は、各ユーザーおよび管理者が文書、ブック、およびプレゼンテーションへのアクセス許可を指定できる、2007 Office system の機能です。この機能を使用すると、機密情報が、権限のない人物によって印刷、転送、またはコピーされるのを防ぐことができます。IRM を使用してファイルのアクセス許可を制限すると、ファイルへのアクセス許可がそのドキュメント ファイル自体に保存されるため、その情報がどこにあるかにかかわらずアクセスと使用に関する制限が適用されます。

IRM を使用して、グループ作業の方法を強化し、Office Word 2007、Office Excel 2007、Office PowerPoint 2007、および Office Outlook 2007 ファイルの内容に対する不正アクセスを制限できます。IRM は、ユーザーが、企業のファイアウォールの外部の別のユーザーから、ドキュメントやファイルへのアクセスを許可されている場合、インターネットを使用します。この場合、IRM は、Microsoft Windows Live ID アカウントを使用して、外部で管理されているアクセス許可の検証を行います。これらのアカウントを認証する手段がない場合、外部ユーザーに IRM 権限を割り当ることはできません。

IRM については、Microsoft Office Online サイトの「2007 Microsoft Office system の Information Rights Management」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=107461\&clcid=0x411) を参照してください。

ハイパーリンク

ユーザーのドキュメント内のハイパーリンクがインターネット上のサイトを指している場合があります。この記事で既に説明したように、プロキシ設定を使用して、Web サイトへのアクセスを制限または許可できます。

オンラインでのグループ作業

通常はローカル エリア ネットワークのみの問題として考えられますが、外部の Web サイトが Windows SharePoint Services 3.0 を使用して作成され管理される場合など、ユーザーが外部の Web サイトに接続することができます。アクセスは、プロキシ サーバーを使用して許可またはブロックできます。

デジタル署名と信頼証明書の検証

ユーザーが信頼証明書を検証するには、インターネットにアクセスする必要があります。これらの署名と信頼証明書を発行している企業は、信頼証明書に関して、盗まれた署名、取り消された署名、または不正な署名の一覧を掲載する Web サイトを持っています。Internet Explorer で [発行元証明書の取り消しを確認する] または [サーバー証明書の取り消しを確認する] オプションをオンにする場合は、証明書を確認する Office アプリケーションからの要求に対応するためにインターネットにアクセスする必要があります。これらのオプションには、[ツール] ボタンをクリックし、[インターネット オプション] をクリックして、[詳細設定] タブを選択するとアクセスできます。

これらは、インターネットを使用する Office の機能に過ぎません。これらのほとんどのサイトへのアクセスは、プロキシ設定を使用して管理できます。

Office アプリケーションで使用されるインターネット サイトのアドレス

以下に示すアドレスは変更される可能性があります。また、詳細なヘルプ トピックを提供するため、Microsoft の Web サイトに加えて、Microsoft 以外の外部 Web サイトへの参照が含まれます。新しい機能をサポートするため、またはユーザーに提供するサービスを追加するために、新しいアドレスが追加される場合があります。ただし、一般的に使用されるアドレスは、しばらくすると新しい URL アドレスにリダイレクトされます。最新のアドレスを確認するには、ここに記載したアドレスをブラウザのアドレス入力行に入力してください。そのアドレスのページが表示されてから、アドレス行を調べます。表示されているアドレスは、その URL の現在のアドレスに解決されているはずです。アドレスが変更されている場合は、その変更に対応するため、プロキシ サーバーの設定を更新することをお勧めします。

URL の現在の IP アドレスを確認する必要がある場合は、URL と IP アドレスを表示できるプロバイダをインターネット上で検索してください。たとえば、Web ページ http://uptime.netcraft.com/ (英語) では、URL と IP アドレスに関して役立つ情報が掲載されています。