2007 Office system をカスタマイズする
更新日: 2006年11月
適用対象: Office Resource Kit
トピックの最終更新日: 2008-10-14
ネットワーク インストール ポイントを作成した後、2007 Microsoft Office system をインストールする前に、Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用してセットアップ カスタマイズ ファイルを作成できます。このファイルで、ユーザーのインストールを構成します。OCT を使用して、セットアップによるインストールの実行方法を変更したり、ユーザーのコンピュータ上で Office アプリケーションを構成したりすることができます。
OCT を使用して Office をカスタマイズする
ネットワーク インストール ポイントのルートから、以下のコマンド ラインを実行して Office カスタマイズ ツールを起動します。\\server\share\setup.exe /admin
[製品の選択] ダイアログ ボックスで、カスタマイズする製品を 1 つ選択し、[OK] をクリックします。
左側のウィンドウでカスタマイズの項目を選択し、右側のウィンドウで使用可能なオプションをカスタマイズします。たとえば、セットアップを Quiet モードで実行するように構成するには、左側のウィンドウで [使用許諾契約とユーザー インターフェイス] をクリックし、右側のウィンドウの [表示レベル] で [なし] をクリックします。
カスタマイズが終了したら、[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
ファイルに一意の名前を指定して、ネットワーク インストール ポイントの Updates フォルダに保存します。
[保存] をクリックします。
ネットワーク インストール ポイントから Setup.exe を実行すると、セットアップは Updates フォルダで、インストールする製品のセットアップ カスタマイズ ファイルを検索します。次に、セットアップはインストールにカスタマイズを適用します。
インストールの特定の項目をカスタマイズする方法の詳細については、以下のトピックを参照してください。
インストール中のセットアップの既定の動作をカスタマイズするには、「2007 Office system をインストールする前にセットアップをカスタマイズする」を参照してください。
ユーザーのコンピュータにインストールされた Office の機能をカスタマイズするには、「2007 Office system の機能のインストール状況を構成する」を参照してください。
インストール中のユーザーの既定の環境をカスタマイズするには、「2007 Office system でユーザー設定を構成する」を参照してください。
OCT の詳細については、「2007 Office system の Office カスタマイズ ツール」を参照してください。
以下のカスタマイズは、Config.xml ファイルでのみ実行できます。
ネットワーク インストール ポイントへのパスを指定する
インストールする製品を選択する
ログ記録、セットアップ カスタマイズファイルやソフトウェア更新プログラムの場所など、セットアップ オプションをカスタマイズする
ユーザー名、会社名などのインストール オプションを設定する
Office をインストールせずにローカル インストール ソース (LIS) をユーザーのコンピュータにコピーする
インストールする言語を追加または削除する
Config.xml ファイルを使用する方法の詳細については、「2007 Office system の Config.xml ファイル」を参照してください。