Setsitelock : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)
説明
値を設定し、サイト コレクションをロックして、読み取りまたは書き込みアクセスできないようにするかどうかを指定します。この操作は、Getsitelock 操作と共に使用する必要があります。詳細については、「例」を参照してください。
重要
Service Pack 2 の SharePoint 製品とテクノロジでは、バックアップ処理が行われる前に、サイト コレクションが読み取り専用として自動的にロックされます。そのため、「Setsitelock : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)」の操作を使用する必要はありません。サイト コレクションが読み取り専用としてロックされないようにするには、Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (SP2) で使用できる「Backup : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)」の操作の nositelock パラメータを指定する必要があります。
構文
stsadm -o setsitelock
-url <URL 名>
-lock {none | noadditions | readonly | noaccess}
パラメータ
パラメータ名 | 値 | 必須/省略可能 | 説明 |
---|---|---|---|
url |
有効な URL (http://サーバー名など) |
必須 |
サイト コレクションの URL。 |
lock |
以下のいずれかの値 :
|
必須 |
サイト コレクションのロック状態を設定します。 |
例
getsitelock および setsitelock 操作は、サイトをバックアップする場合に便利です。通常、サイト コレクションをバックアップする前に、サイトをロックして、ユーザーがサイトにアクセスできないようにする必要があります。
サイトのロック状態を確認するには、次の getsitelock 構文を使用できます。
stsadm -o getsitelock -url https://server_name
サイト コレクションのロック状態を確認できたら、次のように setsitelock 操作の noaccess パラメータを使用して、サイトにアクセスできないようにすべてのユーザーをロックアウトできます。
stsadm -o setsitelock -url https://server_name -lock noaccess
次のように Backup 操作を使用して、サイト コレクションのバックアップを作成できます。
stsadm -o backup -url https://server_name -filename "filename.bak" -overwrite
サイトのバックアップが完了したら、setsitelock 操作の none パラメータを使用して、サイトに対するロックをすべて削除できます。
stsadm -o setsitelock -url https://server_name -lock none