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段階的なアップグレードのアップグレード後の手順を実行する (Windows SharePoint Services)

サイトをアップグレードした後も、アップグレード完了の準備までに、いくつかの手順を実行する必要がある場合があります。環境によっては、以下の手順が必要であることがあります。

  • アップグレードして確認した以前のバージョンのサイトを削除する

  • Windows SharePoint Services 2.0 の言語パックを削除する

    この手順は、これらの言語パックを使用するすべてのサイトが新しいバージョンにアップグレードされており、Windows SharePoint Services 3.0 言語パックを使用している場合にのみ、実行してください。

  • ブロックするファイルの種類の設定を再適用する

すべてのサイトをアップグレードし、元の環境が不要になったら、以下の手順を実行した後、「アップグレードの終了処理を行う (Windows SharePoint Services)」に進むことができます。

アップグレードして確認した 2.0 のサイトを削除する

元のサイトをアップグレードして、そのサイトのアップグレードしたインスタンスを使用する準備が整っていることを確認した後、2.0 のサイトのクリーンアップを開始できます。アップグレードと同様に、元のサイトを一括で削除したり、長期にわたってアップグレードされたサイトを引き続きクリーンアップすることができます。すべてのサイトがアップグレードされて不要になったら、残りの元のサイトを削除した後、言語パックを削除し、「アップグレードの終了処理を行う (Windows SharePoint Services)」に進みます。一部のサイトを正常にアップグレードできない場合は、それらのサイトが不要になるまで、または新しいサイトへコンテンツを移行できるまで、両バージョンを共に実行し続けます。自動削除を使用すると、自動的にアップグレードされたサイトを削除できます。

Windows SharePoint Services 2.0 の言語パックを削除する

Windows SharePoint Services 3.0 の言語パックをインストールしてから、該当する 2.0 の言語のサイトをアップグレードする必要があります。新しい言語パックを使用するようにサイトをアップグレードしてから、古いバージョンの言語パックを削除できます。

注意

言語パックが入手できる時期は、言語によって異なります。まだ入手できない言語が必要な場合は、定期的に確認してください。

ブロックするファイルの種類の設定を再適用する

アップグレード後に、アップグレード前に保存しておいた、ブロックするファイルの種類の設定を再適用することができます。

ブロックするファイルの種類の設定を保存する方法については、「ブロックするファイルの種類の設定を保存する (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

アップグレード後に、ブロックするファイルの種類の設定を再適用するには、以下の手順を実行します。

ブロックするファイルの種類の設定を再適用する

  1. アップグレード前に保存した、ファイル名拡張子が含まれているメモ帳ファイルを開きます。

  2. [編集] メニューの [すべて選択] をクリックし、[コピー] をクリックします。

  3. Windows SharePoint Services 3.0 のサーバーの全体管理ページの [セキュリティの構成] セクションで、[ブロックするファイルの種類] をクリックします。

  4. ファイル名拡張子が一覧表示されている領域で右クリックし、以前に保存しておいたファイル名拡張子のコピーを一覧の最後に貼り付けます。

    注意

    一覧内に、同じファイル名拡張子が重複して表示されても問題ありません。したがって、一覧から何も削除する必要はありません。

  5. [OK] をクリックしてファイルを保存します。

このブックをダウンロードする

このトピックは、簡単に読んだり印刷したりできるように、次のダウンロード可能なブックに収められています。

使用できるすべてのブックの一覧については、「Windows SharePoint Services のダウンロード可能なブック」を参照してください。