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プロパティ検索でのワイルドカード文字の使用 (Office SharePoint Server 2007)

プロパティ検索の形式は property:value です。検索するプロパティの値が正確にわかっている場合は、値を引用符で囲み、完全に一致する結果のみが返されるようにします。正確な値がわからない場合は、最初の文字を 1 文字または何文字か入力すると、その文字と部分的に一致する値を確認できます。たとえば、filename:"Budget" (引用符を付ける) を検索すると、"Budget.xlsx" など、"Budget" という名前のファイルが検索結果として表示されます。プロパティ検索では、プレフィックス一致のみが実行できます。つまり、検索を実行するには、プロパティ名の最初の文字が少なくとも必要です。

1 つのクエリで複数のプロパティ値を検索できます。エントリ間のスペースは、AND として解釈されます。クエリに author:"Jane Doe" filetype:docx が含まれる場合は、作成者が Jane Doe の Word 2007 文書が返されます。これは、クエリに異なるプロパティが含まれている場合にのみ当てはまります。同じプロパティを使用すると、検索サーバーでは、property:value エントリ間のスペースは OR として解釈されます。たとえば、クエリに author:"Joe Jones" author:"Mike Jones" が含まれていると、Joe Jones が作成した項目と Mike Jones が作成した項目が返されます。

プロパティ検索では、ワイルドカード文字も使用できます。ワイルドカード検索では、任意の数の文字の代わりに使用できる "*" や任意の 1 文字の代わりに使用できる "?" などを使用します。ワイルドカード文字を使用するときはプレフィックス一致が必須です。つまり、ワイルドカード文字はプロパティ値の途中または先頭では使用できません。たとえば、W*ton や *ington は指定できません。

関連項目

概念

サーバー名マッピングを管理する (Office SharePoint Server)
メタデータ プロパティのマッピングを管理する (Office SharePoint Server)