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ワークフローの履歴の保持を無効にする (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

ワークフローは、ワークフローの開始、タスクの作成、タスクの完了などの一連のイベントで構成されます。ワークフローを追加するときに、そのワークフロー関連付けのワークフロー インスタンスがワークフローのイベント追跡に使用するタスク リストと履歴リストを指定します。ワークフローの履歴には、日付、状態、参加者、説明など、各イベントに関する主要な情報が記録されます。

ワークフロー状況レポートの詳細については、「ワークフローを監視する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

ワークフローの自動クリーンアップを無効にする

Microsoft SharePoint Foundation 2010 は、ワークフローの自動クリーンアップ ジョブを毎日実行し、ワークフローが完了するか取り消されてから 60 日を過ぎたワークフロー インスタンスと関連タスクのエントリを削除します。ワークフロー データをそれより長く保管する必要がある場合は、ワークフローの自動クリーンアップ ジョブを無効にできます。ただし、他の SharePoint リストと同様に、ワークフローの履歴リストとタスク リストのサイズが大きくなると、サイトのパフォーマンスが影響を受ける場合があります。これらのリストのサイズが気になる場合は、無効にしたワークフローの自動クリーンアップ ジョブを有効にしてください。代わりに、ワークフロー関連付けごとに個別の履歴リストとタスク リストを作成することもできます。

詳細については、「ワークフロー関連付けを追加する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

注意

ワークフローの履歴は、ワークフロー イベントの監査に使用することを目的としたものではなく、必ずしも安全ではありません。サイトに対する編集権限を持つユーザーは、既定で履歴リストの項目を更新できるからです。

ワークフローの自動クリーンアップを無効にするには

  1. 次の管理者の資格情報を持っていることを確認します。

    • ワークフローの自動クリーンアップを無効にするには、Farm Administrators SharePoint グループのメンバーである必要があります。
  2. サーバーの全体管理 Web サイトで、サイド リンク バーの [監視] をクリックします。

  3. [監視] ページの [タイマー ジョブ] セクションで、[ジョブ定義の確認] をクリックします。

  4. [ジョブの定義] ページの [タイトル] 列で、ワークフローの自動クリーンアップを無効にする Web アプリケーションに関連付けられた [ワークフローの自動クリーンアップ] リンクをクリックします。

    ヒント

    [ジョブの定義] ページの [Web アプリケーション] 列には、各タイマー ジョブが関連付けられた Web アプリケーションの名前が表示されます。

  5. [タイマー ジョブの編集] ページで [無効] をクリックし、ワークフローの自動クリーンアップ機能を無効にします。

注意

後でワークフローの自動クリーンアップを有効にする場合は、再度このページを参照し、[有効] をクリックしてワークフローの自動クリーンアップを有効にします。